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ロジクールから薄型メカニカルキーボードがハイエンドMXシリーズで登場

打鍵感と静かさ両立で仕事にも使えるメカニカルキーボード「MX mechanical」は一度触るとクセになる!

2022年05月30日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●村野晃一(ASCII)

提供: ロジクール

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3台の機器を切り替えて利用できるEasy-Switch対応

 メカニカルキースイッチを採用するキーボードは数多くあるため、これだけでは「MX MECHANICAL」「MX MECHANICAL MINI」を選ぶ決め手にはなりにくい。

 にもかかわらずこの機種が欲しくなってしまうのは、ハイエンドシリーズらしく、便利で使いやすい機能が多数搭載されているからだ。

 とくに便利なのが、最大3台の機器を切り替えて操作できるEasy-Switch機能。対応デバイスも多く、Windowsはもちろん、macOSやLinux、Android、Chrome OSなど、多くの機器で利用できるのが強みとなる。

 機器との接続方法はワイヤレスで、付属のレシーバー(Logi bolt USBレシーバー)を使ったUSB接続に加え、Bluetoothに対応している。最初に接続設定は必要となるものの、再接続時は設定不要。用意されている切り替え用のキーを押すだけで、素早く切り替えられる。

「MX MECHANICAL」ではふつうPrintScreenなどのキーがある位置に、独立した切り替え用のキーが3つ用意されている

「MX MECHANICAL MINI」では、ファンクションキーのF1~F3の位置に切り替えキーを配置

 どのキーに何のデバイスを接続しているのかは、設定ツールの「Logicool Options+」から確認可能だ。ただし、このツールはWindowsもしくはmacOS用となる。

上から、USBレシーバーを使ったWindows 10接続、BluetoothでのWindows 10接続、Bluetoothでもう1台別の機器に接続。OSや接続方法が分かるようになっていた

 ちなみにこのツールは接続先が分かるだけでなく、各種カスタマイズが行える。便利なのは、一部の機能キーを好みにカスタマイズできることだろう。

 例えば、Page Up/Downの押し間違いを避けるためキーを無効化するとか、絵文字入力用の機能を割り当てる、といったことができるわけだ。

カスタマイズできるのは、機能キー部分。絵文字などの特殊用途のほか、任意のショートカットを割り当てることもできるので、機能の一発呼び出し用としても重宝する

 もうひとつ、面白い機能としてあるのがバックライトだ。ゲーミングデバイスのようなフルカラーLEDを使ったド派手なライトアップ機能ではなく、白色のみというおとなしいもの。これは見た目のドレスアップではなく、実用性を重視していることによるためだろう。

 光らせるのはキーの周囲というよりも、刻印部分がメイン。薄暗い場所でも素早くキーを視認できるというメリットがある。

6種類のバックライトでキーの視認性がアップ。とくに薄暗い場所で使う時に威力を発揮する

 6種類のバックライトは、常時点灯させるだけでなく、ゆっくりとした点滅となるBreathing、左から右へと流れるWaves、押したキーが光るReactionなどのパターンにも対応。もちろん明るさの調整や、バックライトのオフにも対応しているので、自分好みの設定で楽しめる。

バックライトは常時点灯(Static)を含め、6パターンから選択可能。もちろん、バックライトそのものをオフにもできる

「Static」常にすべてのキーが点灯

「Contrast」文字キーとテンキーは淡く、それらを囲むキーは強く点灯

「Breathing」すべてのキーが徐々に点灯したり消灯したりを繰り返す

「Wave」左右にバックライトが波打つように移動

「Reaction」タイプしたキーが点灯

「Random」複数のキーがランダムに点灯

 ちなみにバックライトは、キーボードにしばらく触れていないとオフになり、手を近づけると自動でオンになる。無駄な電力消費が抑えられているのがうれしい。また、周囲の環境光に合わせて光量が自動で変化。日の差す部屋での作業では明るさを抑え、日が陰ってくれば光量がアップして見やすくなる、といった具合だ。

 ワイヤレス方式で気になる電源は、充電可能なバッテリー方式。バックライトありで15日間、なしなら10ヵ月利用可能となるため、頻繁な充電は必要ない。また、充電はスマートフォンなどと同じUSB Type-Cを採用しているので、万が一バッテリー切れとなってしまっても、手持ちのケーブルで簡単に充電できる。

充電用の端子はUSB Type-Cを採用。なお、PCと接続しても有線でのキーボード利用はできず、充電のみが行われる

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