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デベロッパー with アップル 第4回

iPhone対応“自動文字起こし”アプリ「UDトーク」賢い使い方を開発者に聞いた

2022年05月21日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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あらゆる人々のコミュニケーションを快適にしたい

 スマートデバイスの高機能化、およびAIや音声認識に関わるテクノロジーの進化に歩調を合わせるように、UDトークは今日まで順調な進化を重ねてきた。

 世界がコロナ禍の影響を受ける中で、オンライン環境やスマートデバイスを活用するリモートワークのスタイルが普及した。多くの人々が対面に加えてオンラインによるコミュニケーション手段が広げられたことにより、仕事を快適にこなしたり、離れた家族・友人との対話の機会も増えたと言われている。一方で、オンラインによるコミュニケーションならではの不自由さを日々実感することも多くあるのではないか。

 青木氏はUDトークアプリを「障害を持つ方々に限らず、あらゆる人々のコミュニケーションをより快適なものにすることを目指して開発している」と述べている。青木氏がおもしろいと思う機能を加えたり、最新のサービスやデバイスとの連携を実現することにも青木氏はとても積極的だ。

 これほどまでに多彩な機能を搭載していながら、無料のアプリとして提供できていることには驚くほかないが、筆者もユーザーとして、これからもUDトークの進化に注目したいと思っている。

 

筆者紹介――山本 敦
 オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。

 

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