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最高峰性能の小型マシン「Mac Studio」に新iPhone SE/iPad Air登場! 2022年春のApple Event 第39回

「Mac Studio MAX」アップルのデスクトップ製品に新たな時代の始まりを告げる

2022年05月07日 12時00分更新

文● 柴田文彦 編集●飯島恵里子/ASCII

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Touch ID機能搭載したMagic KeyboardとMagic Trackpadの「ブラック」バージョン

周辺機器も含めたトータルなStudioクオリティ

 Mac Studioは、Mac miniと同様、キーボードやマウスといった周辺機器を付属しない。したがって、実際に使用するには別途用意する必要がある。標準的なオプションとしては、今回のMac Studioの登場に合わせて、Touch ID機能搭載のMagic KeyboardとMagic Trackpad、Magic Mouseに、「ブラック」バージョンが登場した。

Touch ID機能搭載したMagic KeyboardとMagic Mousの「ブラック」バージョン

 Mac Studioにせよ、Studio Displayにせよ、特に黒を基調としたデザインというわけでもないが、新しいブラックの周辺機器と組み合わせると、なんとなく引き締まったような印象を受ける。特にキーボードは、ようやくMacBook Proシリーズと同様の配色になったわけで、なぜ今ままでこれが出なかったのかと不思議に感じられるものとなっている。

 新しい周辺機器は、機能的にはこれまでのものと変わらない。いずれも充電にLightningポートを装備している。トラックパッドやキーボードは、使用状態のまま充電できる位置にポートを装備し、実際に充電しながら使える。ところがマウスは、底面に充電ポートがあるため、充電しながらは使えない。特にマウスについては、バッテリー残量に注意する必要がある。

 繰り返しになるが、MacBook Proと同じM1 Maxを採用したMac Studioは、もちろん多くの用途に十分な性能を発揮するものの、パフォーマンス的な目新しさはない。

 しかし、Mac miniの3倍の高さの本体を確保して設計した巨大な空冷システムによって初めて得られる静寂性は、何物にも代えがたい。使用環境によるが、多くの用途でファンの音が気になるような場面に遭遇することはめったにないだろう。

 もちろんまったく無音ではないが、一般的な環境では耳を近づけない限り、空気の流れる音を意識させられることはない。空冷ノイズの周波数成分も、かなり低周波の領域に抑え込まれている。これは、性能的には同じMacBook Proには、とうてい望めないこと。映像にせよ、純粋なオーディオにせよ、特に音を扱う用途では、このレベルの高性能と静寂性の両立は、それだけでありがたい。そのあたりに不満をいだいていたユーザーにとって、救世主的な存在となるはずだ。

 

筆者紹介――柴田文彦
 自称エンジニアリングライター。大学時代にApple IIに感化され、パソコンに目覚める。在学中から月刊ASCII誌などに自作プログラムの解説記事を書き始める。就職後は、カラーレーザープリンターなどの研究、技術開発に従事。退社後は、Macを中心としたパソコンの技術解説記事や書籍を執筆するライターとして活動。近著に『6502とApple II システムROMの秘密』(ラトルズ)などがある。時折、テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士として、コンピューターや電子機器関連品の鑑定、解説を担当している。

 

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