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ガーミン、登山者の安全を守るコンパクトな衛星通信デバイス「inReach Mini2」

2022年04月21日 09時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

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4月20日に発売した「inReach Mini2」。カラーはフレームレッドとブラックの2色で、価格は5万2800円

 ガーミンジャパンが4月20日に衛星通信コミュニケーター「inReach Mini2」を発売した。それに先駆けて4月15日にメディア向けの説明会が開催され、いち早く実機に触れることができた。

日本語に対応しナビゲーション機能を追加

 inReach Mini2は100gという軽さながら、イリジウム衛星を介して、世界中どこにいても双方向の通信ができる端末だ。ちなみに、イリジウム衛星とは、高度781kmの軌道で地球の周りを旋回する約70機の衛星で、地球の100%のエリアをカバーしている。「inReach」はイリジウム衛星を使用したガーミンの衛星通信機能の総称。単にSOSやメッセージを送信するだけではなく、返信も受信できる双方向を実現しているのは「inReach」だけとのこと。

サイズはH9.9×W5.17×D2.61cm。手のひらで楽につかめるサイズ感だ

右側面に2つの操作ボタンとSOSボタンを配置。SOSボタンはカバーを開けないと押せない仕組み

左側面に画面上のカーソルを動かすボタンとUSB Type-Cポートを備える

この突き出た部分がイリジウム衛星の電波をキャッチするアンテナだ

 inReach Mini2は2018年に発売された「inReach Mini」の後継機種だが、日本語に対応し、ディスプレイが大きくなり、新たに登山に便利なナビゲーション機能を追加するなど、大幅な進化を遂げている。

前モデルは128×128ピクセルだったディスプレイは176×176ピクセルになった

パッと見ただけで情報を読み取れるシンプルな表示も利点

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