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パナソニック、「全自動ディーガ」2製品5モデルを発表

2022年04月21日 13時15分更新

文● 編集部

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 パナソニックは4月21日、全自動ディーガ2製品5モデルを発表した。発売は5月27日を予定している。

ディーガシリーズの新ラインアップ。画像中央、画像右上段が全自動ディーガの新製品(中央が4Kモデル)。画像左がディーガ 4Kチューナー内蔵モデルの既存製品、右下段がディーガの既存製品。

 4K放送のチャンネル録画(指定したチャンネルのすべての番組を自動で録画)に対応した上位モデル「全自動ディーガ 4K」が容量10TBの「4X1002」、6TBの「4X602」の2モデル。2Kのチャンネル録画に対応した標準モデル「全自動ディーガ」は「2X602」(容量6TB)、「2X302」(容量3TB)、「2X202」(容量2TB)の3モデル構成。価格はすべてオープンプライス。予想実売価格は下記参照。

全自動ディーガの新製品
全自動ディーガ 4K「4X1002」(10TB:33万円前後)
全自動ディーガ 4K「4X602」(6TB:19万円前後)
全自動ディーガ「2X602」(6TB:18万円前後)
全自動ディーガ「2X302」(3TB:10万円前後)
全自動ディーガ「2X202」(2TB:7万5000円前後)

 全自動ディーガは、全チャンネル録画機だが、番組表などで指定した予約録画もできる(通常録画)。チャンネル録画は、チャンネル録画用のハードディスク容量がいっぱいになると、古い番組から自動で上書き消去して、新しい番組を録画するため容量不足の心配がない。搭載されているチューナー数が多いほど同時に録画できるチャンネルが多い。チューナーには、チャンネル録画専用、チャンネル録画/通常録画共用、通常録画専用(視聴用)の3種類がある。自動録画するチャンネル数を減らせば3番組同時の通常録画なども可能になる。

見たい番組をよりすぐ探せる

 全モデルとも、新たにAIが番組をレコメンドしてくれる「AIおすすめ」を搭載した。あわせて、従来の「新着番組」を「おすすめ録画一覧」にリニューアル。AIがユーザーの嗜好を分析しておすすめするだけでなく、ジャンルや再生回数・録画数ランキングなどから自分に合った番組を探しやすくなった。

 また、シリーズものの番組を連続再生する「次エピソード自動再生」や、1分ごとのプレビュー画面から見たいシーンにスキップできる「プレビューサーチ」を新機能として実装している。音声付きの早見再生は、1.3倍および1.6倍で通常録画とチャンネル録画の両方で対応している。

全自動ディーガ 4Kモデルの特徴

写真上が4X1002、下が4X602

 全自動ディーガ 4Kの2モデルは、新たにBluetoothを搭載。帰宅してすぐにスマホと自動接続し番組を転送する「ただいま転送」を備える。あわせて、持ち出し番組の解像度も従来の720pからフルHDの1080pに対応した。

 4X1002は、最大8チャンネルを28日間録画できる。4Kでのチャンネル録画は、最大1チャンネルを13日間。くわえて2Kまたは4K画質で1番組の通常録画が可能。チューナー数は11で、内訳は4Kが2、地上波・BS・CSが4、地上波専用が5。入力端子は、HDMI×2、USB 2.0×1(前面)、USB 3.0×2(背面)、LAN端子。サイズは幅430×奥行239×高さ66mmで、重さが約4.3kg。

4X1002本体

 4X602は、最大4チャンネルを28日間録画できる。4Kでのチャンネル録画は、最大1チャンネルを13日間。くわえて2Kまたは4K画質で1番組の通常録画が可能。チューナー数は7で、内訳は4Kが2、地上波・BS・CSが4、地上波専用が1。入力端子は、HDMI×2、USB 2.0×1(前面)、USB 3.0×2(背面)、LAN端子。サイズは幅430×奥行239×高さ60mmで、重さが約4.0kg。

4X602本体

全自動ディーガの特徴

 エントリー~ミドル向けの全自動ディーガには、21年に発売した「2X301」の後継機の2X302にくわえて、10チャンネル録画に対応した2X602とエントリーモデルの2X202が新たに発売される。

左から2X602、2X302、2X202

 2X602は、最大10チャンネルを28日間録画できる。くわえて2K画質で1番組の通常録画が可能。チューナー数は11で、内訳は地上波・BS・CSが6、地上波専用が5。入力端子は、HDMI×1、USB 2.0(前面)、USB 3.0×2(背面)、LAN端子。サイズは幅430×奥行239×高さ60mmで、重さが約4.0kg。

2X602本体

 2X302は、最大6チャンネルを24日間録画できる。くわえて2K画質で1番組の通常録画が可能。チューナー数は7で、内訳は地上波・BS・CSが6、地上波専用が1。入力端子は、HDMI×1、USB 2.0×1(前面)、USB 3.0×1(背面)、LAN端子。サイズは幅430×奥行199×高さ60mmで、重さが約2.9kg。

2X302本体

 2X202は、最大6チャンネルを16日間録画できる。くわえて2K画質で1番組の通常録画が可能。チューナー数は7で、内訳は地上波・BS・CSが3、地上波専用が4。入力端子は、HDMI×1、USB 2.0×1(前面)、USB 3.0×1(背面)、LAN端子。サイズは幅430×奥行199×高さ60mmで、重さが約2.7kg。

2X202本体

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