パロアルトネットワークスは4月12日、「2022年度版:Unit 42 ランサムウェア脅威レポート」を公開した。
“2022年度版:Unit 42 ランサムウェア脅威レポート”は、パロアルトネットワークスの脅威インテリジェンスチームUnit 42が、最新のランサムウェア脅威に関する調査結果をまとめている。
本調査において、Unit 42が関与した2021年の世界全体のランサムウェア事件の身代金の平均支払額は、前年比78%増の約54万ドルと過去最高を記録し、平均要求額についても、前年比144%増の約220万ドルとなったという。
被害が増加した背景には、攻撃者が被害者の実名をダークウェブの「リークサイト」で掲載し、盗んだ機密データを公にすると脅迫するという攻撃手段が増加していることが挙げられるとしている。
なお、地域別、業界別、ランサムウェアグループ別の脅威に関する解説や分析、内訳などの詳細をまとめた「2022 Unit 42ランサムウェア脅威レポート(英語)」については、パロアルトネットワークスのウェブサイトからダウンロード可能となる。調査の全文についてはこちらから。