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テレワーク実施率の集計/可視化で、テレワーク制度の継続やオフィス効率化の判断に生かせる

ネオジャパン、テレワーク状況を可視化する「desknet's NEO V7.0」リリース

2022年03月22日 11時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 ネオジャパンは2022年3月22日、グループウェア製品の最新版「desknet's NEO V7.0」を提供開始した。コロナ禍を機にテレワーク制度を設けた企業の経営層には、制度が活用されているのか、自社ビジネスにどの程度の影響を与えているのかを把握しきれず、今後も継続すべきかどうかを悩む声もあるという。desknet's NEO V7.0では新機能「プレゼンス」を追加し、全社および部署/組織ごとのテレワーク状況を可視化、分析可能にしている。

ネオジャパンの「desknet's NEO V7.0」では、全社/各組織のテレワーク状況を可視化できる「プレゼンス」機能が追加された

 プレゼンス機能は、現場のチーム内での活用と経営層での活用が考えられている。

 ユーザーは毎日の勤務開始時に、その日の勤務場所(ワークプレース)を選択して「チェックイン」操作を行う。勤務場所には標準で「オフィス」「外出(取引先など)」「自宅」「カフェ」「コワーキングスペース」などの選択肢が用意されており、チーム内では各メンバーが今日はどこで働いているのかを把握できる。業務終了時には「チェックアウト」を行うことで、毎日の始業/終業連絡の代わりにも使える。

それぞれのメンバーが今日はどこで働いているのかを把握することができる。ダイレクトメッセージもワンクリックで送信できる

 各ユーザーが設定したプレゼンスに基づき、部署や組織(支社)単位、あるいは全社をまとめて「テレワーク率」を集計/表示する機能もある。過去のテレワーク率推移も含めて可視化できるので、経営層はこれを参照してテレワーク制度の利用率を把握したり、オフィスの最適化検討に生かしたりすることが可能だ。また人材採用などの場面でテレワーク推進状況を公開し、自社のアピールにもつなげられる。

全社/組織ごとにテレワーク状況を可視化する機能。当日だけでなく1週間/1カ月単位での集計も可能で、テレワーク制度が活用されているかどうかを把握できる

 なお上述したワークプレースとは別に、ユーザーは「在席中」「離席中」「取り込み中」などのステータスも設定できるようになっている。これにより、テレワーク中のチームメンバーに急ぎの連絡を取れるかどうかも判断しやすくなっている。ワークプレースとステータスには標準の選択肢が用意されているが、管理者が独自のものを追加することも可能。

 desknet's NEOはクラウド版とパッケージ版(オンプレミス版)を提供しており、クラウド版は1ユーザーあたり月額400円(税抜)から。V7.0の提供開始は、クラウド版の新規契約または無料試用版では3月22日から、クラウド版の既存顧客環境は4月から。パッケージ版は新規/既存環境とも3月22日から提供開始する。

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