MWC Barcelona 2022レポート 第10回

MWCはスマホだけじゃない！ 未来を感じさせるガジェットやスタートアップたち

持ち運び可能なら5Gシステム
HTC

　HTCはポータブルのプライベート5Gネットワークシステム「Reign Core」を展示。スーツケースサイズに収まるシステムで、持ち運びが容易。さらに30分ほどでプライベート5Gネットワークを構築できる簡単さもあるとのこと。

持ち運び可能なプライベート5Gネットワークシステム「Reign Core」

Reign Coreのスペック

スーツケースに収まり移動もラク

　ブースではこの「Reign Core」を使って、ラジコンの遠隔操作を行なうデモを披露していた。

Reign Coreを使ったラジコン操作をデモとして披露

操縦席の真後ろに、ラジコンコースを設置していた

アメリカのEVメーカー
Fisker

　アメリカの電気自動車メーカー「Fisker」がホール3に出展していた。説明員によると、欧州でのお披露目は初とのことで、センサーやネットワークにも関連が深い電気自動車ということで、発表の場としてMWC Barcelona 2022を選んだとのこと。

2016年にアメリカで設立された電気自動車メーカーFisker

SUVタイプのFisker Ocean。ベーシックタイプの「Fisker Ocean Sport」はスペインで4万1900ユーロ（約526万円）から

Fisker Oceanのインテリアの様子

各種センサーがクルマのいたる所に配置されている

実車を使ったAndroid Autoデモなど
Google

　ホール外の屋外スペースに展示ブースを設置していたGoogle。Google PayやPixelシリーズで利用できる機能などを展示。さらにAndroid Autoのデモとして実車を展示。Android Autoビルトインの電気自動車ということで、カーナビ機能だけでなく「OK Google」から、車内のエアコンを調整したり、自宅ガレージのシャッターを遠隔操作で開けるといったことも可能だ。

会期中は天気も良く、憩いの場として人気だったGoogleブース

最新OSを搭載したAndroid Watchを展示

地下鉄改札を模したリーダーを配置してGoogle Payのデモを行なっていた

Android Autoビルトインのルノー「メガーヌ E-TECH エレクトリック」

■関連サイト

• MWC Barcelona 2022