マランツは2月15日、HDMI入力やネットワーク接続に対応したプリメインアンプ「MODEL 40n」を発表した。3月の発売を予定している。トラディショナルなHi-Fiオーディオシステムの1コンポーネントとして活用する用途だけでなく、リビングのサイドボードに置いたり、テレビと組み合わせて使う用途も提案している。価格は28万6000円。
HDMI接続でテレビと相性のいいHi-FIオーディオ
マランツは単品のHi-Fiの音質を持ち、現代のライフスタイルに合った新しい機能を持つオーディオ機器の開発に積極的だ。エントリーからミッドレンジの製品では、2019年にネットワーク機能付きの「PM7000N」とステレオ再生機ながらAVアンプのようなHDMIセレクター機能を持つ「NR1200」を市場投入した。MODEL 40はこれらの利便性/利用スタイルを踏襲しつつ、上位機に匹敵するサウンドクオリティーの提供を狙った製品だ。
2020年4月に発表した「MODEL 30」で採用した新世代デザインを踏襲し、本体はほぼ同じ寸法だ。本体サイズは幅443×奥行382×高さ130mmで、重量は16.7kg。より多くの空間と調和できるよう、シルバーゴールドとブラックの2色展開となっている。