前へ 1 2 3 次へ

PS5内蔵SSD、M.2拡張SSD、USB外付けSSDをどう使い分けるか?

PS5でPS4/5両対応のタイトルをプレーしてわかったこと

文●飯島範久 編集●北村/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

拡張スロットにSSD装着だけでは心もとない?

 昨年10月にPlayStation 5(PS5)がM.2接続のNVMe SSD増設を解禁したことにより、逼迫したPS5本体ストレージのゲームを逃がしつつ、そのままプレイもできるようになった。

PS5での保存先別プレー可能ソフト比較表
保存先 PS5内蔵SSD M.2拡張SSD USB外付けSSD
PS5タイトル ×
(保存のみ可)
PS4タイトル

 拡張スロットに搭載できるSSDの要件は高性能であることはもちろん、ヒートシンクも必須で、それらの要件を満たした製品としていち早く登場した1つが「Samsung SSD 980 PRO with Heatsink」(以下、980 PRO ヒートシンクモデル)だ。

Samsungの「980 PRO ヒートシンクモデル」。PS5での使用要件を満たすヒートシンクが装着されたSSDだ

 980 PRO ヒートシンクモデルは、PCIe 4.0対応のM.2接続NVMe SSDにPS5取り付けの要件を満たしたヒートシンクが装着されている。シーケンシャルリードは7000MB/秒と最速の部類で、1TBと2TBのモデルが販売されている。

 1TBモデルで実売価格が2万円前後だが、2TBモデルだと4万円前後とそれなりの価格がするため、とりあえず1TBを増設するという人が多いと思うが、1TBの容量だと少々心もとないと感じるかもしれない。

拡張スロットへの増設にピッタリな980 PRO ヒートシンクモデル

PS5の本体ストレージは実質667GBほど。システムぶんもあるので、ゲームが9本入っただけで残り200GBを切っている

近日発売されるPS5のゲームタイトル
発売日 タイトル 容量
2/18 Horizon Forbidden West 84GB
2/25 ELDEN RING 45GB
2/25 Life is Strange: True Colors 30GB
3/4 グランツーリスモ7 96GB

 これからリリースされるPS5ゲームの空き容量を確保するにはM.2 SSD増設でしのげそうだが、今後もPS5のタイトルが発売されることを考えると、すでに持っているPS4ゲームをどこに保存するのが最適かも気になるところだ。

 そこで、HDDよりも高速転送を体感できるSSDをおすすめしたい。挿してすぐ使える外付けSSDも魅力的だが、内蔵SSDとUSB接続の外付けケースの組み合わせなら、自分の好きな容量で外付けストレージを用意できる。

 今回は「Samsung SSD 870 QVO」の2TBモデルとOrico製外付けケースを組み合わせてみたが、トータルで2万数千円とコスパもよい。870 QVOの1TBモデルと外付けケースがセットになったモデルもあるので、まずはここからはじめて足りなくなったら容量の大きいSSDと交換するのもアリだろう。

「Samsung SSD 870 QVO」の1TBモデルに「ORICO製USB 3.0接続2.5インチ外付けケース」を同梱した製品。型番は「MZ-77Q1T0B/OC」

 870 QVOはシーケンシャルリードが560MB/秒のSATA接続の2.5インチSSDで、外付けケースを活用することで、USB接続の外部ストレージとして活用できる。PS5とPS4のどちらもプレイしている人なら、使い分けるのが賢い方法だ。

前へ 1 2 3 次へ

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
2020年
01月
03月
05月
06月
07月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
03月
04月
05月
07月
09月
10月
11月
12月
2018年
01月
04月
05月
06月
07月
09月
11月
12月
2017年
06月
08月
09月
10月
2016年
02月
06月
09月
10月
11月
12月
2015年
11月
2014年
07月
12月
2013年
07月
12月
2012年
10月