2輪と4輪のコラボレースも!
モータースポーツファンなら一度は見たい
Hondaのファン感謝イベントといえば、2輪と4輪の選手がチームを組んでレースをするのも魅力のひとつ。今回はサーキット隣接のゆうえんち「モートピア」で行なわれました。まずは「モトファイター」という施設で行われた2輪ライダーによるレースから。使用するバイクはカウルやホイールにカーボンを使用した電動ポケバイ。最高時速は15km/hで、普段は小さなお子さんがタイムアタックをしているようです。
モトクロス、オンロードレースと参戦カテゴリーの垣根を超えてのレースなのですが、ロードレーサーの方が速い、ということは一切なく。最後は「歩いた方が速い」という選手まで出てきて、会場は笑いに包まれました。
続いて行なわれたのは、カートアタッカーという施設を舞台にした混合レース。2輪と4輪の選手が交代しながらトップを目指します。レースは大津選手が1位、2位に伊沢選手が入って、Modulo Nakajima Racingのワンツーフィニッシュとなりました。
そのほか、コース外ではモトクロスのデモンストレーションも実施。アクロバティックなデモは、見ていて楽しいものがありました。
2年3ヵ月ぶりの開催となった、Hondaのファン感謝イベント。ファンと選手との交流がなかったこと、海外選手の参加がなかったこと。そしてF1のコース走行がなかったことが残念でしたが、それでも開催されたことはうれしい限りです。やっぱりファン感はいいな、今年も12月にhonda Racing THANKS DAYが開催されるといいな、と誰もが思ったことでしょう。その時はコロナ禍が収束し、選手の前にファンのサイン列ができることを願わずにはいられません。