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PC開発に驚きと挑戦を─それが「NEXTREME」ブランドだ!

すべてのテレワーカーが満足できるモバイルノートPCの完成形<LAVIE NEXTREME Carbon>開発者インタビュー

2022年02月22日 11時00分更新

文● 村野晃一/編集 ASCII

提供: NECパーソナルコンピュータ

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なぜそれでも「LAVIE」なのか

──そのくらいきっぱり既存の「LAVIE」シリーズとの差別化を図るのであれば、完全な別ブランドでもよかったように思いますが、「LAVIE NEXTREME」と、あくまでも「LAVIE」の上位版とした背景などあればお聞かせ願えますか。

森部 それについては社内でもすごく議論になったんですが、最終的に「LAVIE」を付けて上位ブランドにしようという定義に落ち着きました。

 その理由の1つは、「NEXTREME」で先行して開拓したデザインや技術やUXは、最終的にはマスターブランドとしての「LAVIE」に落とし込んでいくというプロセスを辿ることが考えられるからです。

 もう1つには、やはり「NEXTREME」で構築した新しいブランドイメージを、マスターブランドの「LAVIE」にもシャワー効果として波及させたいということもあります。

──なるほど。でも、いずれマスターブランドの「LAVIE」にも「NEXTREME」の技術が降りてくるというイメージなのだすると、最終的に両者の境界が曖昧になったりしませんか?

森部 なので、「NEXTREME」は常に「LAVIE」よりも一歩先の技術をやらなきゃならないというのもミッションの1つなんです。両者の間には、常に差があるというイメージです。

──では、今後出てくるプロダクトに関しては、新しい技術が投入されるのはまず「NEXTREME」から、みたいなイメージなんですか?

森部 そうですね。そう考えていただければと思います。

──両方いっぺんに入れますみたいなものはないんでしょうか?

森部 例えば、実装が比較的容易な技術であったり、コストがそれほどかからないとか、いろんな条件が合えば同じタイミングということもあるとは思います。

 ですが、少なくとも実験的なものに関して言えば「NEXTREME」でというようなイメージですね。

「NEXTREME」を見ていればNEC PCが描く未来が見える

──あとはターゲット選定の話になるんですが、例えば「NEXTREME」ブランドの第1弾製品である<LAVIE NEXREME Carbon>は、テレワーカー向けの機種を標榜されていると思いますが、現在のPCを利用するジョブのメインストリームがテレワークであるのであれば、いわゆるコンシューマー機にも同様の性能が求められると思うのですが、そこをどう差別化をしていくのかなっていうのがちょっと興味のあるところなんですが。

森部 そういう意味では、NEC PCの製品は、コロナ禍があったのでテレワークという働き方にフォーカスしたように思われているかもしれませんが、実は現在「LAVIE」シリーズに搭載されているテレワークの機能は、コロナの前から実装しているんです。

 今後はそういうワークスタイルになるだろう、テレワークだったりハイブリッドワークがもう普通の生活になるだろうっていうのは、コロナの前から予期していました。それを予期した上で、ミーティング機能など、様々な開発を先行して進めていたところがあって。

 それらのテレワーク向け機能を実装した上で、コストなどの面も考えて、できるだけ多くの人に利用していただけるように作ってきたのがマスターブランドとしての「LAVIE」シリーズです。

 <LAVIE NEXREME Carbon>は、コストと技術のトレードオフを意識しないで作った、NEC PCが予見したテレワークという働き方向けの、現時点での完成形のような製品という位置づけになります。

 もちろん、テレワークという働き方だけでなく、今後も、想定し得る未来のライフスタイルを模索した上で、新しい機能の開発も進めています。ちょっとまだ現時点でお伝えできることは少ないんですけど(笑)。

──なるほど。では、「NEXTREME」を見ていえば、NEC PCが思い描く未来のPCの姿が想像ができるってことですね!

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