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T教授の「戦略的衝動買い」 第669回

Pixel 6 Pro用にアラミドカーボン製のピッタリケースを衝動買い

2022年02月03日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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筆者はカメラ部分が丸穴ではなく長方形に全オープンしてるタイプを買った

操作性を犠牲にせず、堅牢性を高めるディティールに注目

 すでに大活躍している、2つの小さなパーツからなる折りたたみスマホMotorola razr用のアラミドファイバーケースと異なり大きな1枚のアラミドファイバーケースは、その薄さや軽さが実際以上に強調され手に持つと感動さえ覚えてしまう。

アラミドファイバーケースは上下辺の左右2ヵ所にスリットがあり、スマホのホールド性に優れている

 驚異的な薄さを実現しながら、隙間のない100%以上の完璧な一体性を実現している。そして装着、脱着性を犠牲にせず最終的な堅牢性を実現している秘密は、アラミドケースの上辺と下辺に左右各2個切り込まれたスリット(切れ目)だ。このスリットとアラミドファイバー本来の形状変化しない復元性が、Pixel 6 Pro本体を強くくわえ込むように有効に機能する。

アラミドケース4隅のくちばしの様なほんの少しの出っ張りが液晶画面を守る

 そして操作性を犠牲にせず、堅牢性をより確実なものとするコーナーの小さなくちばしのような出っ張りが、このアラミドファイバーケースのキモだ。多少カーブして剥き出しのPixel 6 Proの6.7インチ大型液晶画面を四隅で保護し、水平落下で運悪く真下に出っ張った障害物がない限りプロテクトしてくれる。

カメラ部分の全オープンが心配な人は、レンズ穴だけのカメラフルカバー版も同時に売られている

 前述したように筆者はレンズ周りが拭きやすいという保守性に重点を置いて、カメラ部分の「フルカバー」ではない方の商品を選んだが、より堅牢性に重きを置くならレンズの丸穴だけがオープンのフルカバーモデルを選ぶのも良いだろう。

底面のコネクター周りやスピーカー周りの精巧なえぐり、クッションを保つスリット、側面の電源オンオフ、音量大小ボタン周囲のえぐりなど、精密さが光る

 筆者は製造のプロではないので、アラミドファイバーでどの程度の工作精度を出せるのか商品ページの説明以上にはわかっていないが、ケースのトップやボトム、そして操作性優先のサイドのえぐりやカット処理は極めて美しく正確だ。

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