操作性を犠牲にせず、堅牢性を高めるディティールに注目
すでに大活躍している、2つの小さなパーツからなる折りたたみスマホMotorola razr用のアラミドファイバーケースと異なり大きな1枚のアラミドファイバーケースは、その薄さや軽さが実際以上に強調され手に持つと感動さえ覚えてしまう。
驚異的な薄さを実現しながら、隙間のない100%以上の完璧な一体性を実現している。そして装着、脱着性を犠牲にせず最終的な堅牢性を実現している秘密は、アラミドケースの上辺と下辺に左右各2個切り込まれたスリット(切れ目)だ。このスリットとアラミドファイバー本来の形状変化しない復元性が、Pixel 6 Pro本体を強くくわえ込むように有効に機能する。
そして操作性を犠牲にせず、堅牢性をより確実なものとするコーナーの小さなくちばしのような出っ張りが、このアラミドファイバーケースのキモだ。多少カーブして剥き出しのPixel 6 Proの6.7インチ大型液晶画面を四隅で保護し、水平落下で運悪く真下に出っ張った障害物がない限りプロテクトしてくれる。
前述したように筆者はレンズ周りが拭きやすいという保守性に重点を置いて、カメラ部分の「フルカバー」ではない方の商品を選んだが、より堅牢性に重きを置くならレンズの丸穴だけがオープンのフルカバーモデルを選ぶのも良いだろう。
筆者は製造のプロではないので、アラミドファイバーでどの程度の工作精度を出せるのか商品ページの説明以上にはわかっていないが、ケースのトップやボトム、そして操作性優先のサイドのえぐりやカット処理は極めて美しく正確だ。

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