Googleは1月25日、同社公式ブログにて「Google for Startups Accelerator Class 4」に参加するスタートアップ8社を発表した。
Google for Startupsは、Googleによる技術、組織運営など幅広い分野にわたるトレーニングや個別のメンターシップを提供し、参加企業のさらなる成長を支援するプログラム。2021年9月より募集を開始し、多数のスタートアップが応募。厳正な選考の結果、下記8社のスタートアップが参加する。
参加企業一覧(アルファベット順)
・CogSmart : 頭部 MRI 画像などを利用した脳健康測定、BrainSuiteプログラムを通じ、「認知症にならない健康脳づくり」「生涯健康脳」の社会的な普及を目指しているヘルスケアサービス(Healthcare/Brain)
・Hubble : 契約書の管理・共有をスマートにするリーガルテックSaaS(Legal Tech)
・Latona : IoTやエッジコンピューティングの技術を使ったビジネス プラットフォームを開発し、企業に提供することで、ワークプロセスの自動化・生産性の向上を目指しているサービス(AI、ML)
・NearMe : タクシーをシェアしてお得にドアツードア移動できる「相乗り」サービス。NearMe(ニアミー)は、独自の AI によりルーティングを最適化したスマートシャトルなどを展開し、リアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献する「瞬間マッチング」プラットフォーム作りを目指している(Mobility as a Service, Sharing Economy)
・PocketMarche : 全国の農家・漁師と直接やり取りしながら旬の食材を購入できる産直アプリ。生産者や地域と継続してつながるふるさと納税サービス(EC、Marketplace)
・Study Valley : 来年度から必修化される探究学習を効率的に行なえるようにし、また社会との接点を創出する学習プラットフォーム(Ed Tech)
・Tutorial : PC端末にインストールせず、いつでもどこでも利用できるクラウド型RPA Robotic Crowdを提供(Robotics)
・unerry : 月200億件超の位置情報ビッグデータを扱うAIプラットフォームを開発・運営(Geo Location AI)
Googleは2月21日より3ヵ月に渡って、社会課題解決に特化したセッションをはじめ、機械学習などのテクノロジーに関するセッション、世界の外部メンターやGoogle社員によるオンラインメンタリングなどを提供する。