フォッシルグループの一員であり、デンマークのデザインやライフスタイルにインスパイアされたアイテムを展開するスカーゲンが、タッチスクリーンスマートウォッチの最上位モデル「Falster Gen 6」を1月6日(日本時間)に発表した。
Falster Gen 6はクアルコム Snapdragon Wear 4100+プラットフォームを搭載、価格は3万8500円、1月6日より先行発売の予定。グーグルのスマートウォッチ向け次期OSである「Wear OS 3」のアップデート対象予定。iPhone、Androidともに対応する。
スカーゲンにSnapdragon Wear 4100+搭載モデルが誕生
フォッシルグループでは、2021年秋からフォッシルとマイケル・コースにて「Gen 6」(第6世代)のスマートウォッチを発売してきたが、はれてスカーゲンにも最上位モデルが発売されることとなった。Falster Gen 6の主な特長は、クアルコム Snapdragon Wear 4100+プラットフォームを搭載したことで、アプリケーションの読み込み時間の短縮、応答性の高いユーザーエクスペリエンス、効率的な電力消費など、従来モデルに比べアップグレードしたスピードとパフォーマンスを提供するとうたう。
さらにSnapdragon Wear 4100+プラットフォームによる超低消費電力とフォッシルグループが開発したスマートバッテリーモードを組み合わせることで、おおむね24時間以上のバッテリー駆動(アプリなどの使用状況によって変動する)が可能となり、拡張バッテリーモードに変更することで数日間のバッテリー駆動が可能となるという。
ウェルネスやアクティビティー機能も強化
2020年にリリースしたフォッシル グループ独自のウェルネスアップデートに対応し、心拍センサーがアップグレードしたことで、トラッキングの継続性と精度が向上。新たにSpO2センサーを搭載し、着用者の血中酸素飽和度の推定値から、時間の経過とともに酸素が体内でどれだけ循環しているかを確認できるようになるという。
またVO2maxの推定値を表示し、心肺機能の全体的な健康状態を長期的に示すカーディオフィットネスレベルのトラッキングなど、フォッシルグループがこれまでに発表したウェルネスアップデートにも対応している。

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