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【先行レビュー】スカーゲン新スマートウォッチ「Falster Gen 6」洗練を極めたデザインと小気味よい操作性

2022年01月08日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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Wear OSを搭載するSKAGENのスマートウォッチ「Falster Gen 6」

 フォッシル・グループが取り扱うデンマークのSKAGEN(スカーゲン)は、スマートウォッチ「Falster Gen 6」を米・ラスベガスで開催していたエレクトロニクスショー「CES 2022」に合わせ発表した。

 Falster Gen 6を一言で表すなら、「優美な北欧デザインと高機能を併せ持つ」最新のスマートウォッチだ。日本国内でも公式オンラインストア(https://www.skagen.com/ja-jp/)と直営店にて、1月6日から先行発売を開始している。このたび、いち早く手にすることができたので、使用感をレポートする。

 Falster Gen 6は、1.28インチの正円形タッチスクリーン・ディスプレイとグーグルのWear OSを搭載し、フォッシル・グループが2021年秋に発売したフォッシルとマイケル・コースのスマートウォッチ「Gen 6」モデルと同世代のプラットフォームを採用している。クアルコムがウェアラブルデバイス向けに開発するSoC(システムICチップ)である「Snapdragon Wear 4100+プラットフォーム」を搭載したことで、タスクの処理パフォーマンスが前世代機から約30%向上。駆動時に消費する電力も大幅に効率化した。Androidを搭載するスマホとiPhoneの両方にBluetoothでペアリングして楽しめる。

 グーグルは2021年にウェアラブル向けの最新OSとして「Wear OS 3」を発表した。プラットフォームの特性上、旧バージョンのWear OSを搭載するスマートウォッチの中には最新バージョンへのアップデートができない製品もあるが、スカーゲンのFalster Gen 6は今年提供が予定されているWear OS 3へのシステムアップデートに対応予定だ。

美しいメタルケース。手首によく馴染む装着感

 Falster Gen 6は正円形のメタルケースと液晶ディスプレイを採用する、エレガントなルックスのスマートウォッチだ。筆者は今回、剛性が高く軽量なステンレススチール製の42ミリケースに、長さ調整ができるステンレススチールメッシュのバンドを組み合わせたモデル(型番:SKT5302)を試した。カラーはチャコール。ケース径のサイズは共通として、同モデルのバリエーションはほかに4つの色、素材とデザインが異なる3種類のバンドがある。20ミリ幅のストラップ/ブレスレットに交換もできる。

ステンレススチール製のケースの側面に3つのボタンがある。上下のボタンには起動するアプリやサービスを自由に設定できる

 装着してみると思いのほか本体は軽く、形やサイズも手首によくなじんだ。女性にも使いやすいスマートウォッチだと思う。筆者は本機を眠りながら身に着けることも気にならなかったので、睡眠トラッキングにも大いに活用した。ケースは日常生活防水対応なので、雨の屋外やキッチンなど水に濡れるかもしれない場所でも安心して使える。

ステンレススチールメッシュのバンドが手首に心地よくフィットする

 ケースの右側面に3つの操作ボタンがある。センターのホームボタンを回転させると画面に表示されるメニューを上下に動かせる。長押しするとGoogleアシスタントが起動し、さらに押し続けると本体の電源操作に移る。ホームボタンの上下にあるプッシュボタンは押し込んだ時に起動するアプリを任意に設定できる。

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