メタル素材を使用した「ヘルシオ AX-RA20」：

シャープの新型ヘルシオがかっこいいので見てください

2021年11月17日 13時00分更新

文● 盛田諒（Ryo Morita）編集● ASCII.jp

　シャープが11月16日、新しいデザインのウォーターオーブン「ヘルシオ」30Lモデルを発表。カラーがこれまでの赤×黒からグレー系、ホワイト系に一新されて、キッチンでのなじみが良くなりました。端的に言えばかっこよくなっています。

ウォーターオーブンヘルシオ AX-RA20（-H/S）
発売日 2021年12月3日
想定実売価格 14万円前後
シャープ
https://corporate.jp.sharp/news/211116-a.html

スタイリッシュなデザインに

　デザインはこれまでに比べて、ぐっと落ち着いた雰囲気になりました。

　トップ面には質感の高いメタル素材を使用。ガラス素材と一体化したブラック液晶を採用したスタイリッシュデザインになりました。カラーはキッチンにあわせて選べる2色展開。ダーク系キッチンにはグレー系、ライト系キッチンにはホワイト系を選べます。これまでのような赤黒バイカラーはありません。

　また本体の周囲はぴったりくっつけるように設置OK、必要な高さは45cm以上でOKと、キッチンボードなどに設置しやすい設計になっています。

　本体前面にはヘルシオ人気機能である「まかせて調理」「COCORO KITCHEN」専用キーを搭載。機能を一発で呼び出せるようになりました。

　まかせて調理は、食材の分量が多くても少なくても角皿に食材をのせてボタンを押すだけでヘルシオが自動的に調理してくれる機能。あらかじめ下味をつけて冷凍しておいた「漬けおき食材」も、解凍不要で角皿にのせるだけで調理をしてくれます。メインのお肉などだけでなく副菜も同時に調理可能です。

　操作は「まかせて調理」キーを押して、つまみを回して調理モードを選択し、スタートするだけ。普通にレンジを使うような簡単さです。

　「COCORO KITCHEN」は、新しいメニューを見つけるための機能。たとえば調理履歴にもとづくおすすめメニューや、みんなが調理している人気メニュー、ジャンルごとにまとめたクックリストなどが見られます。

「AX-XA20」「AX-UA20」との違い

　今回の発表でヘルシオは上位（AX-XA20）、中位（AX-RA20、AX-HA20）、下位（AX-UA20）の3モデル構成となりました。新デザインの製品は普及機にあたる中位機です。クラスによる主な違いは以下の通り。わかりやすいところで言うと新型機は上位機と違って「あぶり焼き」ができません。

●上位機（AX-XA20）のみできること
・まかせて調理の最下段で同時調理
・あぶり焼き、あぶり豊潤焼き
→高火力で表面をあぶり、焼き目をつける機能(ステーキなど)
・上段集中加熱(スピード調理)
→加熱のムダをおさえて上段だけを集中加熱。スピーディーに焼き料理や蒸し料理が楽しめる
　(たとえば「鶏の照り焼き(4人分)」調理時間はXA20:12分、RA20:22分)
・本格蒸し物、低温調理
→密閉された庫内で水蒸気を満たし、低温で絶妙な温度コントロール

●中位機「AX-RA20」「AX-HA20」の違い
・RA20：まかせて調理の際は冷凍食材もそのまま調理可能
・HA20：まかせて調理で冷凍食材を使う際は「冷凍」の選択が必要
・RA20：2品同時あたため可能
・HA20：2品同時あたためなし

●下位機「AX-UA20」でできること
・「まかせて調理」の代わりに「おくだけグリル」
※おくだけグリルは、食材の種類・分量・温度（冷蔵・常温）に関わらず、おくだけグリルのキーを押すだけで、火加減、調理時間おまかせの同時調理ができる機能。ただし食材総量は500〜600g、食材は冷蔵・常温、まかせて調理のように分量や食材の保存温度の違いを見極める機能はない。
・ウォーターオーブン最高温度250℃(他3モデルは最高300℃)