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大会運営でも信頼性が高いGALLERIAのパソコンの魅力も聞いた

R6S史に新たに刻まれたRJC 2021、それを支えたGALLERIA・NTTドコモ・ユービーアイソフト、eスポーツキャスターに聞くX-MOMENTのスゴさ

2021年11月18日 17時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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群雄割拠の時代に突入
入れ替え戦から来年のリーグに期待

eスポーツキャスターのともぞうさん

 最後に、レインボーシックス シージのプロシーンを視聴している人であれば知らない人はいないであろう、eスポーツキャスターのともぞうさんにも話を伺った。

──これまで本大会をご覧になって、どう感じられていますか?

ともぞうさん:今までは、RJLの上位4チームとそのほかのチームにすごく差があるなと感じていました。しかし、それがだんだんなくなってきて、来年は群雄割拠になるなという印象があります。

──とはいえ、今回でRJOのチームの情報もある程度出たのではないかと思っているのですが

ともぞうさん:それは確かにそうですが、選手に聞いてみるとそこにしっかりと合わせていくのは、中々難しいものがありそうです。

──というと?

ともぞうさん:現在のトップチームは、経験が染みついているので、方向転換が難しいという課題があります。それは、現在はブラジルを中心に世界のプロシーンが動き始めていて、レインボーシックス シージが別の次元に入っていっています。若い選手は、日本ではなく世界のプロシーンを観て進化している感じがします。

──確かに、今回活躍したRJOのチームは、積極的に撃ち合う攻撃的なチームが多い印象です

ともぞうさん:確かに、ブラジルに近いスタイルだとは思いました。ただ、一見するとエイムがいいから撃ち合いが強いようにみえますが、情報を整理できていて、ある程度相手チームの行動が予測できているからこそのピークなんですよね。根拠のないピークはないと思っています。

──X-MOMENTが始まって、どう感じられていますか?

ともぞうさん:やっとeスポーツを評価してくださる時代に来たなと感じました。

──そもそも、ともぞうさんはレインボーシックス シージのプロシーンについてはどうお考えですか?

ともぞうさん:しっかり選手への還元を考えているタイトルだと感じています。というのも、私はもともとゲーム業界にいたのでわかるのですが、ゲームソフトって、発売当時にすごく売れても、売れ行きは右肩下がりになるのが普通なんです。

 しかし、レインボーシックス シージは全然違って、右肩上がりにプレイヤーが増えるという、当時は不思議な現象だったんです。また、パソコンでプレイする人も増えてきたのも衝撃でした。

 でも、今考えればそれはeスポーツタイトルでもあったからというのが大きいと感じています。本作は、ゲームとしても面白いですが、スポーツとしてわかりやすかったんです。ユービーアイソフトさんも、eスポーツシーンが育たないと続かないとちゃんと把握されていて、そこを重要視されていたのも大きいと思います。

今大会に向けて仕上げてきた
自分の強みであるパッションを活かし、視聴者を盛り上げる

自身の持ち味を活かしつつ、本大会に向けてしっかりと仕上げてきたというともぞうさん

──eスポーツキャスターという仕事をされている方はまだまだ少ないと思いますが、ともぞうさんがこの仕事をするうえで大切にしていることがあれば教えてください

ともぞうさん:人それぞれ持ち味があると思っていて、Okayamaさんやふり~ださんは実況解説どちらもできますが、私は解説はできません。その中でも、僕の強みはパッションだと思っているので、視聴者の気持ちが上がるような実況を心掛けています。

 また、田口さんがレインボーシックス シージの実況にこられたときは衝撃でした。テクニックがすごいなと。これまでの実況ではラウンドごとの現象を十分に伝えきれてない部分がありましたが、本大会に向けて、田口さんを参考にしながら、完成系になるように仕上げてきました。

──そうなんですね。多勢に無勢など、ともぞうさんのワードは私にもほかの視聴者にも刺さっていると思っていますが

ともぞうさん:じつは、多勢に無勢って、土壇場で苦肉の策で出てきたものなので、何で気に入っていただけたかはよくわかっていないんですよね(笑)。キャスターをするうえでパッションは重要視していますので、土壇場でパッションで出てきた言葉が、そのまま皆さんの印象に残っているのかもしれないですね。

手探りな大会やリーグにパートナーとして名乗り出るのは企業として難しい
配信用マシンとしてGALLERIAのゲーミングノートは魅力的!

キャスター席の隣に、GALLERIAのデスクトップとノートが設置してあった

──X-MOMENTではサードウェーブさんがGALLERIAのPCとディスプレーを大会機材として提供されていますが、GALLERIAの印象を教えてください。

ともぞうさん:まだ、GALLERIAさんのパソコンを使ったことはないので、性能面は言えませんが、よくぞX-MOMNETに初年からサポーター企業として名乗り上げていただけたなと。初年はリーグも手探りで、視聴者さんも付いてくれるかわからないので、そこ関係なく手を上げてくださったことには、とても感謝しています。

──初年度からというのはやはり難しいですか?

ともぞうさん:運営側の視点になってしまいますけど、僕だったら慎重になりますね。例えばスポット的に協力するとか。よくぞRJLもRJCもパートナーとして参加すると決めていただけたなと。

前面のLEDはカラーの変更も可能

──なるほど。では、実際に会場でGALLERIAのパソコンをご覧になって、いかがでしたか?

ともぞうさん:最初、デスクトップの周りが光ることをしらなくて、これはすごいなと思いました。また、実況解説席の横にはゲーミングノートパソコンがあって、持たせてもらったりもしましたが、この性能でこの軽さなのかと驚きました。

 2年ほど前に動画編集用にノートパソコンを買ったのですが、性能は快適なものの、やはり当時のマシンなので重くて。GALLERIAさんの展示してあったノートは軽くて欲しいと思いました。

──今後、X-MOMENTはどうなっていくと思われますか? また、今後、レインボーシックス シージのプロシーンはどのようになっていくのでしょうか?

ともぞうさん:今回勝ち上がってきたチームは、今後の昇格戦でも要注目ですね。現在のRJLのチームで入れ替え戦に参加するチームは、かなり怪しくなってきたのではないでしょうか。今回で、RJLとRJOのチームに因縁もできましたし、トップリーグに残るかどうかは、今回とはまたちがう緊張感が漂うと思うので、楽しみです。

 そういう意味でも、切磋琢磨していってもらえれば、アジアでも結果が出せて、世界チャンピオンが日本から出るということも狙えるのではと思います。プロシーンの未来はまた一層明るくなったと思いますよ。

──最後に、ファンへメッセージをお願いします

 今年のX-MOMENTは手探りの1年で、RJLの日程が世界との兼ね合いで少しごちゃついたりと、ファンの皆さんもフラストレーションが溜まることがあったかもしれませんが、リーグの在り方などについては、すでに着手いただいているようなので、ユービーアイソフトさんとドコモさんに調整いただいて、より素晴らしい大会にしていってほしいです。

 また、今後はぜひオフラインでも皆さんにお会いしたいですね。

──ありがとうございました

 今回、X-MOMENTを支える皆さんにインタビューすることができたが、全員来年からも楽しみだと語ってくれた。RJOのチームが台頭してきて、より多くのチームで切磋琢磨できるというのは、シーンにとってもいいことだと思うし、我々視聴者としても楽しみな点だ。加えて、来年はぜひオフラインでと語ってくれたので、会場であの熱気を味わえることにも期待したい。

 また、彼らだけでなく、選手にヒアリングした際にも、GALLERIAのゲーミングパソコンはとても好評だったようだ。プロ選手が大会で使用しているのと同じ環境でゲームをプレイしたいという人は、GALLERIAのゲーミングマシンを検討してみてはいかがだろうか。

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