【会場の様子】TOYO TIRESを支えた名エンジニアが定年に
久しぶりに「ピットウォーク」が戻ってきた今大会。それまでピットウォークがなかったわけではないのですが、選手とファンの距離は遠いものでした。ですが、今回は少しだけ近づいた様子。選手との接触は禁じられていましたが、比較的近い距離で話をされたり写真を撮られている姿は、少しづつ昔に戻ってきたように思います。
その中、2日目には選手が集まり、長年に渡りTOYO TIRESを支えてきたものの、定年退職で会社を去る名タイヤエンジニア加藤さんを囲んでの壮行会が行なわれました。加藤さんには選手からの寄せ書きTシャツが送られました。加藤さん長い間、お疲れ様でした。
物販ブースも盛況。Team TOYO TIRES Drift GALSの安西さんと山本さんも、寒い中、元気な姿をみせてくれました。
山本さんオススメは川畑選手のミニカー。こちらのカラーリングはGRスープラ参戦初年度の白を基調としたものです。現在のカラーリングも作ってほしいですね!(ASCII.jpのロゴも入っているので)
安西さんオススメはニットキャップ。屋外での観戦は耳が冷たくなりますので、ニットキャップは素敵なアイテムです。一部カメラマンもニットキャップを被っていました。
【次戦】ラストエビスはいい形で終わりたい
D1グランプリの次戦は、ついに最終戦。D1グランプリの聖地であるエビスサーキットで、11月20~21日の2日間開催されます。D1グランプリ発祥の地でもある南コース(ドリフトスタジアム)は今年で閉鎖が決定しており、最終コーナーを舞台にしたジャンプドリフトもこれで見納めとなります。残念ながらチケットは完売しているので、YouTube中継で楽しみましょう! 大会後、藤野選手と川畑選手に、今大会の振り返りとエビス戦に向けての抱負を伺いました。
藤野選手「今回は奥伊吹で投入したスペアエンジンで挑みました。ですが金曜日の練習走行1回目でエンジンが壊れてしまいました。既にセッティング等の方向が決まっている状態で、ここから別仕様に戻すのは困難なので、リタイアを選択しました。次戦は苦手なエビスですが、最後ですしチャンピオンシップも関係ないので、思いっきり楽しみたいと思います。そしてエビスが好きになりたいと思います」
川畑選手「金曜日にエンジンが壊れてスペアを投入しました。土曜日は上手くいったのですが、自分の弱さが出てしまうなど満足はしていません。日曜日はエンジンにトラブルが出てしまい、次戦までの期間を考えると無理はできませんでした。次のエビスは、今季最後ということ、そしてエビス南コースとしては最後の大会になりますので、皆さんの思い出に残る走りができたらと思います」
今回はハイパワーサーキットということもあり、エンジントラブルに泣いたTeam TOYO TIRES Drift。次戦では豪快なジャンプドリフトと有終の美を飾ってくれることに期待しましょう! ASCII.jpは次戦も全力で応援します!
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