日本マイクロソフトは10月21日、News Centerにて「Windows 11 が"Bloom"で花開く — 新しいOSのための新しいシンボル」と題した記事を公開した。
Windows 11では、新たに「Bloom(ブルーム)」という青い花のイメージをデスクトップ背景に採用している。Bloomは、マイクロソフトのエンジニアリング、デザイン、マーケティングの各チームによって、海を越えたコラボレーションの数々から生まれたという。また、Windows 11のデザイナーが注目した並行作業の成果も取り込まれている。
マイクロソフトのクリエティブチームの主任デザイナー、マリアンナ ルヴァント(Marianna Levant)氏は、マーケティングチームとプロダクトチームの両方のデザイナーと密接に協力しながら作業するうちに、数学と自然の融合というコンセプトに注目した。
2019年から、バルセロナを拠点とするデザインスタジオ「Six N Five」とともに、「Microsoft Surface」の壁紙の制作と並行してWindows 11のデザインのアイデアを検討してきた。その中で、最終的にSix N Fiveによるダイナミックな花が、マイクロソフトのデザインチームの心をつかみ、複数の作業が収束した。Bloomの花のデザインは「新たな始まり」を意味する。同時に、深いブルーがWindows 11のテーマカラーとして採用された。
Windows 11ではセンターレイアウトに加えて、アプリや設定などのウィンドウに、デスクトップ壁紙が透過する素材「Mica」を採用している。Bloomのフォルムをデザインする際には、ウィンドウの背後にBloomが透ける際に美しく見えるかどうかを考慮したという。