このページの本文へ

NTT Com、ノンコーディングでデータ分析するAIモデルを作れる「Node-AI」

2021年10月11日 18時30分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 NTTコミュニケーションズは10月11日、データ分析を行なうAIモデルをノンコーディングで直観的に作成可能な「Node-AI(ノードエーアイ)」を提供開始した。

 データ分析を行なう際にAIモデルが実行するデータの分割や正規化など処理ごとにコンポーネント化された「カード」をドラッグアンドドロップし、処理をする順番に繋ぎ合わせるだけで直感的にAIモデルの作成が可能。従来、不可欠とされてきた高度なプログラミング知識は不要という。

 コメントの書き込みなどが行なえるコラボレーション機能も備え、これまでの主な手段であった対面ミーティングに限らないコミュニケーションが可能なため、現場担当者のフィードバックをもらうことや関係者間で意見交換することが容易になり、プロジェクト全体の効率化ができるという。また、作成したAIモデルを動作させるために必要なライブラリをあらかじめ用意しており、利用者がライブラリに相当する複数のプログラムを準備する必要がなく手間なく動作させることが可能。

 同社の特許技術である「アトリビューションマップ作成技術」を活用することで、AIモデルが出した分析結果の根拠の可視化を実現し、現場担当者の知見と根拠を比較することにより、AIモデルの信頼性を検証することができる。

 提供にあたって、利用をサポートするオプションも用意され、技術的な知識や経験に関わらず利用することが可能。サポートはハンズオン形式による本メニューの使い方レクチャーおよび技術サポートを行なうオプションや、利用者からの問い合わせに24時間365日対応などを行なう運用オプションが用意される。申し込み方法および提供料金はNTT Com営業担当に問い合わせ。

カテゴリートップへ

ピックアップ