サイボウズは9月27日、「日経BPガバメントテクノロジー」誌が2021年秋号で発表した自治体ITシステム満足度調査 2021-2022 グループウエア/ビジネスチャット部門において、第1位を獲得したと発表した。
「日経BPガバメントテクノロジー 自治体ITシステム満足度調査」は、日経コンピュータ誌が企画・実施した「顧客満足度調査」のうち、官公庁・自治体の計178団体からの回答を集計したもの。官公庁・自治体に限定した回答率は10.9%。調査期間は4月5日~5月25日。
サイボウズは自治体のデジタル化・DX推進に取り組んでおり、現在、全国1000を超える公共団体が導入している。
新型コロナウイルス感染症対策のため、自治体のデジタル化が求められている中、同社は社内体制を刷新し、営業戦略部内に公共グループという官公庁・自治体専任のチームを立ち上げ、自治体支援を強化している。また、「GovTech kintone Community」(通称「ガブキン」)という、自治体職員のためのkintone(キントーン)の公式ユーザーコミュニティーを運営。2021年9月現在は134自治体294名が参加しており、kintoneの活用方法だけでなく、自治体業務のあらゆる課題を解決するための知恵とノウハウを共有している。
サイボウズのグループウェアであるGaroon(ガルーン)は、自治体の組織構造やガバナンス要件との親和性の高さが評価され、幅広い自治体に導入されている。kintoneは素早くノーコード/ローコードでアプリケーションを開発できるため、急遽立ち上げなければならない業務に活用されている。
サイボウズは、これまで培ってきた自治体支援におけるノウハウを共有し、ユーザーコミュニティーなどの取り組みを通して、自治体同士の連携を意識した業務改善支援を続けていくとしている。