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新色ピンクにさらなる強力カメラ! iPhone 13、ASCII徹底大特集 第44回

【第6世代iPad miniレビュー】ミニにしかできないことがあるんだ!

2021年09月23日 09時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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Zoomもセンターフレームに対応するビデオ会議アプリ。iPad miniをテーブルに置いてフロントカメラの映像を確認するとやや下から顔をあおって撮ったような画面映りになる

リモート会議やエクササイズ動画の鑑賞に最適

 筆者は12.9インチのiPad Proを、長らく好んで使うユーザーだ。8.3インチの小さなiPad miniは、言うまでもなく可搬性にとても優れている。この特徴を活かして、同じiPadでありながら「大きなiPad」よりも便利な使い方が色々と見つけられた。

 何よりもやはりリモート会議用の“カメラ付きディスプレー”としてすごく便利だった。筆者は現在、ビデオ通話によるインタビューや会議を行う際にiPad ProでZoomなどのアプリを立ち上げて、隣にMacBook Airを置いてメモをタイピングしている。

 iPad miniはデスクトップの場所を取らないので、空いたスペースを有効に活用できる。超広角カメラの前で移動する被写体を追いかけ続ける「センターフレーム」は、FaceTimeだけでなくZoomなどサードパーティーのアプリも対応が広がりつつある。

 おかげでビデオをオンにしている間、自分が映像からフレームアウトしていないか気を貼らずに通話に参加できる。ただ、それでもやはり自分の姿をよりきれいに映せるように、iPad miniを置いて角度を自由に調節できるスタンドなどのアクセサリーも別途用意したいところだ。

 iPad miniは動画を見ながら実践する在宅ワークアウト用のディスプレーとしても最適だ。筆者の場合は仕事の合間に3分間で実践できるYouTubeのストレッチ動画を視聴するためのデバイスとして、iPad miniがとても役に立った。iPhone 12 Pro Maxでは映像が小さくて見づらいし、画面サイズは最適なのにバッテリー駆動ができないGoogle Nest Hubは部屋間の移動に不向きだ。それぞれの弱点をiPad miniが補ってくれる。

 今のところ日本上陸のアナウンスがない、アップルのサブスク型フィットネス動画配信サービス「Apple Fitness+」との相性も抜群に良さそうだ。

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