いよいよ9月24日に発売されるアップルの「iPhone 13」。毎年の風物詩となった販売合戦ですが、今年はiPhoneの取り扱いを始めた楽天モバイルが加わり、全キャリアでSIMロックなしとなることから、さらに激しく火花を散らすことになりそうです。
バッテリー駆動時間が延びた「iPhone 13」
iPhone 13は、フルモデルチェンジをしたiPhone 12に比べると順当なアップデートといえます。発表イベントで割いた時間も、昨年の55分間に対して今年は40分間とやや短くなりました。最も嬉しかったのはiPhone 13 miniで1.5時間など、各モデルでそれぞれにバッテリー駆動時間が伸びたことです。
一方、指紋認証が復活しなかった点については、日本ではもちろん、英語圏でも失望の声が上がっていました。どうしても指紋にこだわる人には残念な結果になりましたが、Apple Watchと連動した画面ロックの解除機能がうまく動いており、個人的には大きな不便は感じていません。
キャリア対応として注目したのは、2021年4月からiPhoneの取り扱いを始めた楽天モバイルです。すでにアップルのWebサイトに楽天についての記述はありますが、今回の発表会でも大手3キャリアとともにロゴが並び、改めて存在感を示す一幕がありました。
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