1億画素の大ヒットカメラGFX100Sの兄弟モデルがお安く登場です
富士フイルムが中判ミラーレス「GFX50S II」を発表 = 5000万画素に手振れ補正内蔵で45万円!!
2021年09月02日 23時00分更新
富士フイルムは9月2日に中判ミラーレスカメラ「GFXシリーズ」の新モデル「FUJIFILM GFX50S II」を発表した。発売は9月29日の予定。予想価格は、ボディが45万円、同時発表の新レンズ「GF35-70mmF4.5-5.6」とのキットが49万9000円となっている。
名称からわかるとおり、GFXシリーズの初代モデルGFX50Sの第2世代機で、最新モデルで1億200万画素の撮像素子にボディ内手振れ補正も内蔵した「GFX100S」の5140万画素モデルである。
対角線の長さが55mm(横43.8mm×縦32.9mm)で、35mm判の約1.7倍の面積を持つイメージセンサーを搭載。
35mm判センサー搭載のデジタルカメラと比べて1画素当たりの受光面積が大きいため、豊かな階調表現が可能。低照度環境でもノイズの少ないクリアな写真撮影を実現する。被写界深度による美しいボケ味を生かし、被写体を際立たせた立体的な表現も期待ができる。
内蔵する手振れ補正は、5軸で最大6.5段を搭載しており、三脚を使用できない場所や光量が少ない場所での手持ち撮影をサポートする。また、高速画像処理エンジン「X-Processor 4」と最新アルゴリズムによる高性能AFも備える。
ボディサイズは横幅150mm×高さ104.2mm×奥行87.2mm、重量は900グラムで100Sと同じである。
同時発表となった新レンズ「 フジノンレ ンズ GF35-70mmF4.5-5.6 WR」は、35mm 判換算で28~55mm相当の焦点距離 を 持ち 、長さ96.4ミリ、フィルター径 62 mm重量390グラムを実現した小型・軽量ズームレンズ。沈同式なので収納時には長さが73.9ミリとさらに短くなる。
単体での発売は11月の予定で、価格は14万6300円で。GFX50S IIとのキットはこのレンズとなるから、ボディプラス約5万円なのでかなりお買い得となる。
さらに、GFXシリーズ用の交換レンズの最新ロードマップが公開となった。 新たに、最広角となる焦点距離 20~35mm(35mm判換算16mm~28mm)となる超広角ズームレンズ、焦点距離55mm(35mm判換算44mm)となる大口径標準単焦点レンズ、チルトシフトレンズが登場している。