冷凍室の大きさに満足していますか
冷凍庫の容量が足りず、本当は冷凍したいのに、無理にフライパンに残った料理を食べたり、冷凍食品の買い溜めを諦めたりといった経験はないだろうか。
アクアの調査(※1)によれば、およそ4割の消費者は、手持ちの冷蔵庫に備え付けられている冷凍室の容量に満足していないのだという。
また別の同社の調査(※2)によれば、単体の冷凍庫に興味を持っても、そのうちの6割は、設置場所の都合で購入を見送っているという結果が得られたとする。
※1全国の20代以上、男女1万5422人が対象※2冷凍庫への興味関心がある非保有者、561人が対象
食材をまとめ買いしたくても、なかなかできない
コロナ禍になってから、外出の回数を減らすために、冷凍食品や、肉や魚など冷凍できる食品のまとめ買いをするようになったという家庭も多いと想像する。
おやつのアイスクリームなどを入れておく分には十分だが、大量のまとめ買いをしはじめると、途端に窮屈さを感じるのが、冷蔵庫に備え付けの冷凍室だと思う。
筆者は400Lクラスの冷蔵庫を使っているが、新しい冷蔵庫を買ったばかりの頃は、ずい分、冷凍室のスペースに余裕があると感じていた。しかし、いざまとめ買いをはじめると、どんどんスペースが埋まり、現在では冷凍食品がぎゅうぎゅうに詰まった僅かな隙間に、アイスクリームを押し込むようにして収納している始末である。
もっとたくさん冷凍したい、でも単体の冷凍庫を置くような場所はない……そんな需要に応えるのが、アクアのフリーザー「AQF-SF10K」だ。
その特徴は、およそ幅360mmというスリムさ。身近なもので例えてみれば、B4版の用紙の長編が364mmだから、それよりもまだわずかに小さい事になる。冷蔵庫とシンクの隙間に置いて使うこともできそうだが、この幅ならキッチンとは別室に置いても圧迫感は少ないだろう。
そのほかの寸法は奥行きがおよそ635mm、高さがおよそ1455mm。幅はかなり狭いが、奥行と高さはそこそこあって、収納力も十分。容量に置き換えると102Lで、これは、スーパーマーケットのバスケットおよそ2個分に相当する。これだけの容量があれば、買い溜め専用の冷凍庫としても使えるし、アイスクリームなど比較的すぐに消費する食品だけを冷凍したり、どちらかを匂いの強い食品専用にしたりと、ユーザーの好みや生活スタイルによって、さまざまな使い方ができそうだ。