AIノイズリダクションでどこでも会議だ
ASUSがビジネス向けPC「Expert Series」発表 高機能マシンに充実のサポート
ASUSは25日、ビジネス向けの新製品「Expert Series」を4機種発表した。いずれもASUSらしい工夫の凝らされたPCで、法人向けのサポートも含め、ビジネス市場に本格参入する。
ExpertBook B9
高性能+超薄型の14型プレミアム・モバイルノート
超小型ACアダプターも同梱
B9は薄型軽量設計、急速充電、長時間稼働をめざしたモバイルPCで、AIノイズリダクションなど、自宅やオフィス、カフェ、どこでもテレビ会議や通話を快適に行える工夫も凝らされた機種である。また、米国防総省MIL規格に沿った堅牢性、安全性も確保している。
「B9400CEA」は2モデルで、CPUはCore i7-1165G7またはCore i5-1135G7で、メインメモリは16/8GB、SSDは1TB/512GBを内蔵する。ディスプレイは14インチのTFT液晶で、フルHD解像度、ノンタッチ、ノングレア。
インターフェイスはThunderbolt 4のType-C×2に、USB 3.2 Gen2のType-A、標準のHDMIとmicroHDMI、コンボジャック。カメラは92万画素のIR内蔵でWindows Helloによる顔認証が可能だ。
キーボードは日本語配列のバックライト内蔵で、タッチパッドはおなじみテンキーにも変身するNumberPadを搭載している。
サイズは320×203×14.9ミリで、重量は1005グラム。65W出力のACアダプターとmicroHDMIーイーサネットアダプターに加え、65W出力ながら、超小型のACアダプターも付属する。
バッテリーの充電時間は2.5時間で、駆動時間はJEITA2.0基準で16.7時間となっている。価格は21万8900円と19万1400円で、9月下旬以降発売予定である。
ExpertBook B5
2種類のボディが選べる標準モバイルモデル
こちらは13型ノートで、クラムシェル型と液晶が360度開くフリップ型がある。
フリップ型の「B5302FEA」は、CPUにCore i7-1165G7、メインメモリは16GB、SSDは512GBを内蔵する。ディスプレイは13.3インチ液晶で、フルHD解像度、ノングレアでタッチパネルを内蔵する。
クラムシェル型の「B5302CEA」はCPUにCore i5-1135G7、メインメモリは8GB、SSDは512GBを内蔵。ディスプレイは13.3インチのTFT液晶で、フルHD解像度、ノンタッチ、ノングレアである。
インターフェイスは両機種ともにThunderbolt 4のType-C×2に、USB 3.2 Gen2のType-A、標準HDMI、コンボジャックを搭載。microHDMI端子には付属のアダプターを接続して有線LANを接続できる。ボディ横の電源ボタンは指紋センサーを内蔵し、シングルサインオンが可能だ。
本体サイズは309×210.6×16.9ミリで重量はフリップ型が1.2キロ、クラムシェル型が1.0キロ、バッテリーは2.2時間充電で6.2時間駆動。価格はフリップ型が16万9400円、クラムシェル型が14万7400円でともに8月25日発売。
ExpertBook B1
フルインターフェース搭載で安心の14&15型標準ノートPC
B1は堅牢性と充実したインターフェースを内蔵する標準モデルで、15型のB1500CEAEと14型のB1400CEAEがある。
15型のB1500CEAEは3モデルで、CPUはCore i7-1165G7またはCore i5-1135G7、Core i3-1115G4で、メインメモリは16/8/4GB、SSDは512/256GBを内蔵する。ディスプレイは15.6インチのTFT液晶で、フルHD解像度、ノンタッチ、ノングレア。
インターフェイスはThunderbolt4のタイプCに、USB3.2Gen2のタイプA×2、USB2.0、マイクロSDカードスロット、標準のHDMIとD-SUB15ピンのディスプレイ出力、コンボジャックに有線LANとフル装備だ。
サイズは358×236.5×19.4~20.2ミリで、重量は1.76キロ。
14型のB1400CEAEは3タイプで、CPUはi7-1165G7またはi5-1135G7、i3-1115G4で、メインメモリは16/8/4GB、SSDは512/256GBを内蔵する。
インターフェイスはThunderbolt 4のタイプCに、USB 3.2 Gen2のType-A×2、USB 2.0、標準のHDMIとD-Sub15ピン、コンボジャックに有線LANで、15型は搭載するmicroSDカードスロットは搭載しない。サイズは323.4×215.65×19.2~19.7ミリで、重量は1.5キロ。14・15型ともにバッテリーは充電2時間で7.8時間駆動である。
価格は14型15型ともに7万6780円と10万9780円、13万1780円で、14型は3モデルとも9月上旬発売予定、15型は上位と下位モデルは9月3日発売、中位モデルは9月下旬以降予定となっている。
ExpertCenter D5
信頼のASUSマザーを搭載した小型デスクトップ
こちらは小型デスクトップで、3モデルあり、最上位のD500SC-I5BLKはCPUにCore i5-11400、メインメモリ8GB、SSD512GBを搭載。DVDドライブを内蔵し、インターフェイスは正面にヘッドフォン、オーディオジャック、USB 3.2 Gen2のType-A×2とGen1のType-A×2、SDカードスロットが付く。
背面にはUSB 3.2 Gen1のType-A×2とUSB 2.0×2、D-Sub9ピンのシリアルと25ピンのパラレル、PS/2のマウスとキーボード・ポート、HDMI、D-sub15ピンのディスプレイ出力、マイク、ラインイン、ラインアウト、有線LANを搭載する。
サイズは正面が320.6×94.6ミリとほぼ2Lのペットボトルサイズで、奥行きは319.5ミリ、重量は5.5キロで、USB接続のキーボードとマウスが付属する。
下位モデルのI3BLKはCPUがCore i3-10105でメモリ8GB、SSD256GB、G5905BLKはCPUがCeleron-G5905でメモリ8GB、SSD1TBとなっている。価格は6万9800円、8万9800円、9万9800円で9月1日発売予定。