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各種ベンチマークを計測、設定次第で最新ゲームもガッツリ遊べる性能

RTX 3050 TiでフルHDならしっかり快適にゲームプレイ可能! 15万円以下で買える高コスパゲーミングノートPC「GALLERIA RL5C-R35T」

2021年08月17日 13時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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「GALLERIA RL5C-R35T」

 サードウェーブが販売する「GALLERIA RL5C-R35T」は、Core i5-11400HとGeForce RTX 3050 Tiを搭載し、リフレッシュレート144Hzのディスプレーを採用する15.6型ノートパソコンだ。厚さおよそ20mm、重さ約2.0kgで、カバンに入れて持ち運ぶことも可能なサイズ感なのも特徴となっている。

 前回は外観や使い勝手について紹介した。今回は、GALLERIA RL5C-R35Tの性能について、各種ベンチマークを計測したので紹介しよう。

第11世代のCore i5とRTX 3050 Tiで基本性能は結構高い

 ベンチマーク結果の紹介の前に、GALLERIA RL5C-R35Tのスペックについておさらいしておくと、Core i5-11400H、GeForce RTX 3050 Tiに加え、メモリーは16GB(8GB×2)、ストレージは512GB SSDという構成だ。

 ゲーミングパソコンとしてメモリーは16GBほしいところだが、そこはしっかりとカバー。ストレージは512GB SSDで、多くのタイトルを保存したまま遊びたいという人には厳しいかもしれないが、2~3タイトルを中心に遊ばないゲームは消しつつプレイするのであれば、問題ない容量だ。

 まずは第11世代で6コア/12スレッドのCore i5-11400Hの性能を、「CINEBENCH R23」で計測。結果は、マルチコアが8178pts、シングルコアが1463ptsという結果になった。ゲームで重要なシングルコアは、2世代前のモバイル向けCore i9より高いスコアとなっており、ゲームもしっかりできる性能を持っているのがわかる。

CINEBENCH R23の結果

 マシンの総合性能をチェックできる「PCMark 10」では、総合スコアが5982という結果になった。詳細をみていくと、詳細をみていくと、アプリケーション起動やウェブブラウザーの快適さを示す「Essentials」が9111、WordやExcelといったビジネス系アプリケーションの動作速度を示す「Productivity」が8602、画像・動画の編集や3Dグラフィックス処理を示す「Digital Content Creation」が7414だった。

「PCMark 10」の結果

 EssentialsとProductivityの結果は文句なしに高く、Officeを使った仕事や大学でのレポート作成などであれば超快適に作業できる。加えて、Digital Content Creationもしっかりと高いスコアが出ており、写真・動画編集といったクリエイティブな用途にも使えそうだ。

 ストレージ性能をチェックできる「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで2508.84MB/秒という結果に。ゲームプレイにおいて必要な速度は十分クリアしており、アプリの読み込みやロード時間などでイライラすることはほぼないだろう。

「CrystalDiskMark」の結果

設定次第では最新ゲームもフルHDでガッツリ遊べる

 では、GeForce RTX 3050 Tiのゲーム性能をしるべく、まずは「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」をチェック。1920×1080ドット、高品質(デスクトップPC)、フルスクリーンで計測したところ、14225(とても快適)という結果になった。なお、平均フレームレートは99.2fpsで、最低フレームレートは57fps。FFXVクラスの負荷のMMORPGであれば、設定を気にせず快適にプレイできるというのがわかる。

「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」の結果

 続いて、最新ゲームタイトルを快適に遊べるかの指標にもなる「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver1.3」もチェック。1920×1080ドット、高品質、フルスクリーンで計測したところ、5471(やや快適)となった。そこで、グラフィック設定を標準品質に変更したところ、7683(快適)までスコアが上がった。

高品質、1920×1080ドット、フルスクリーンでの結果

標準品質での結果

 タイトルによっては最高設定だと少し動作が重くなる場合があるかもしれないが、フルHDであればある程度設定を考えればほとんどのゲームが快適にプレイできるだろう。

 GALLERIA RL5C-R35Tは、Core i5-11400HとGeForce RTX 3050 Tiでどこまでゲームが快適に遊べるか気になるところだったが、FFXVなどの結果をみると、本機のディスプレーの解像度であるフルHDであれば、多くのタイトルが快適に遊べることがわかった。

 すべてのタイトルを最高設定で遊びたいという場合は少しパワー不足かもしれないが、設定を下げつつ遊ぶことができればいいかなという感じであれば、ピッタリな1台ではないだろうか。価格も14万9980円からと、ゲーミングノートパソコンとしてはリーズナブルなほうなので、価格を抑えつつある程度しっかりゲームも動作するノートパソコンを探している人は、GALLERIA RL5C-R35Tを検討してみてはいかがだろうか。

GALLERIA RL5C-R35Tの主なスペック
CPU Core i5-11400H(2.7~4.5GHz)、6コア/12スレッド
グラフィックス GeForce RTX 3050 Ti
メモリー 16GB
ストレージ 512GB SSD(NVMe対応)
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア、144Hz
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(2.5GHz Ethernet対応)、無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.1
インターフェース USB 3.1 Gen1×2、USB 2.0、USB 3.1 Gen2 Type-C、マイク入力、ヘッドフォン出力、HDMI 2.1、有線LAN端子、SDカードリーダー
サイズ/重量 およそ幅360×奥行244×高さ20.0/約2.0kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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