Hondaは7月29日、ロボット草刈機「Grass Miimo(グラスミーモ)HRM3000K1」を全国のグラスミーモ取扱店にて発売した。
本製品は、あらかじめエリアワイヤーで設定した範囲の草刈作業を、指定したプログラムに従い自動で行なう電動のロボット草刈機。
草刈作業エリアは最大4000m²(同社調べ)と広い面積に対応可能。草の刈高さは20~60mmの間を5mm刻みで細かく設定可能。
また耐久性においては、ブレードに360度回転するフリー刃を採用することで、石などの障害物からの衝撃を逃がす構造としており、刈刃の欠損や石飛を軽減している。メンテナンス面においても本体に、水洗いも可能な防水システムを採用している。
さらに草刈作業に適した装備としてモーター軸部に草巻き込み防止機構を採用。タイヤにも耕うん機開発で培ったノウハウを生かしたタイヤパターンを採用しているという。
なお本製品は、スマホやタブレット端末による遠隔操作・監視を可能とする専用アプリ「Mii-monitor(ミーモニター)」に対応。作業指示やリアルタイムでの作業状況の確認、各種設定変更などが可能となっている。
製品サイズは長さ710×幅550×高さ300mmで重さが14.3kg(ステーション、本体通信端末のTCUを除く)。価格は64万3500円。