最新テクノロジーの祭典でもある
2021年7月23日から、いよいよ東京2020オリンピックが始まった。
インテルは、オリンピックのワールドワイド・パートナーとして、東京2020オリンピックをサポート。プロセッサー、5Gテクノロジー、AIプラットフォーム、没入型メディア(VR、3D、360度)コンテンツ開発プラットフォーム、ドローン、スポーツパフォーマンスプラットフォームといった領域で技術貢献を行い、それぞれが様々な形で大会を支えている。
そのテクノロジーは、まずは開会式で世界中を驚かせた。
それが開会式で使用されたインテルのドローンだ。
開会式会場の新国立競技場の夜空に浮かび上がった東京オリンピックのエンブレムや、立体的な地球の姿は、インテルの1824台のドローンによって描かれたものだ。
インテルは、平昌2018冬季オリンピックで、初のドローンによるライトショーを実施。1218台の無人航空機 (UAV) による最多同時飛行で、ギネス世界記録を樹立して話題を集めた。日本でも、2017年夏に。長崎県佐世保市のハウステンボスで300台、2019年10月には、東京・お台場で開催された東京モーターショーで500台のドローンを使用したライトショーをそれぞれ行った実績がある。
これらのドローンは、インテルのShooting Starドローンと呼ばれる機種で、東京オリンピックでは、最新型のプレミアムドローンを使用したという。
プレミアムドローンの1機の重さは300g強。高輝度のLEDによって、鮮明で、境界がない明るさを実現する。細かいグラフィックス表現ができるようになっており、ソフトウェアのさらなる進化とハードウェアの進化によって、安定性の向上とバッテリーの長寿命化を実現している。
「大変な時期が続いているが、ドローンを見ている時間だけでも、みなさんの心に光が差す時間になることを願っている」と、インテルの鈴木国正社長は話す。
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