アドビは7月7日、電子サイン「Adobe Sign」が国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構(量研)に導入されたと発表した。
量研では国内外の研究関連機関との共同研究契約書や秘密保持契約書のやり取りを紙ベースで行なっていたが、多大な労力と時間を要するほか、多額の郵送費や紙文書の保管・整備のコストがかかっていた。また、紙ベースでのやり取りのために業務担当者の出社が余儀なくされていたという。
これらの課題を解決するためAdobe Signを導入すること決定し、4月より国立研究開発法人として初めてAdobe Signを導入。研究契約などを取り扱うイノベーションセンターにおける契約事務や、各研究部門における国内外の研究機関とのやり取りを中心に利用していくとともに、今後は人事業務や商業取引にも活用する予定としている。