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純情のアフィリア・寺坂ユミの目指せ! 脱ペーパードライバー計画! 第4回

純情のアフィリア・寺坂ユミ、ペーパードライバー講習を終え、ついに一般道をドライブ!

2021年06月19日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(129Ym_afilia)編集●ASCII

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最初の難関、立体交差をクリアし
本田技術研究所の前を通る

駐車場出口へ向かうゆみちぃ部長運転のFIT

左右を何度も確認しながら、クルマを進めていくゆみちぃ部長

 ゆみちぃ部長が運転するエアーライトブルー・メタリックのFITは、レインボーモータースクール和光の一般車駐車場出口を出て、笹目通り(県道68号)へ向かうゆみちぃ部長。その姿は、どこか緊張感に満ちたもの。左右を何度も確認し、ゆるりと合流する部長の姿を撮影した筆者は、急ぎバイクに跨って、後を追いかけます。

和光陸橋の交差点を右折し、川越街道に入るゆみちぃ部長

 最初の関門は和光陸橋の交差点を右折し川越街道(国道254号)への合流。ゆみちぃ部長は、大型トラックに挟まれながら、長い間右折待ち。なかなか進まないことに、車内は険悪な雰囲気かと思いきや、実に和やかだったとのこと。心に余裕があるようです。

「本田技研工業だ」と建物を指さすゆみちぃ部長。いえ、本田技術研究所です

 川越街道を走行すると、途中には本田技術研究所・和光研究所(本店)の姿が。「ここでクルマが開発されているんですね」と興味津々。この連載でHonda漬けにされているゆみちぃ部長は、感慨深げに建物を見ていたとかいないとか。

キープレフトを意識して走行するゆみちぃ部長

 こうしてFITを走らせるゆみちぃ部長。当初は大型トラックにドキドキしていたようですが、次第に慣れた模様。クルマはそのまま朝霞方面へ。レインボーモータースクール和光の杉山指導員の教えに従い、ゆみちぃ部長は基本的にキープレフト。さらに直線基調の道ですが、部長はルームミラーやサイドミラーを何度も確認しながら、制限速度を守り「かもしれない運転」を心がけ、気を抜くことなくゴールの「ところざわサクラタウン」を目指します。

浦和所沢バイパス(左側)に合流しようとするゆみちぃ部長

望遠レンズで覗いたところ、実に楽しそうな室内に嫉妬心を抱く筆者

 そして第二のチェックポイントである、浦和所沢バイパス(国道463号)への合流ポイントが近づいてきました。まずは左車線で所沢/関越自動車道方面に入ります。少し坂を下り、右後方をよく確認しながらバイパスに合流するゆみちぃ部長。その姿を歩道橋の上から撮影しようとしたところ、ゆみちぃ部長は目ざとく見つけた様子。そして車内は「栗原さん、上から撮ろうとしている。ギャハハハハ」と爆笑の渦だったとか。この扱い、やはり酷いです。

無事、浦和所沢バイパスに合流!

 とりあえず合流できたことを確認し、再びFITの後を追う筆者。気分はパパラッチです。ですが、2台が同じナビアプリを使っているにも関わらず、それぞれが違うルートを表示し見失う事案が発生。先に着いた筆者は、炎天下のもとゆみちぃ部長の到着を待ちます。やっぱりこの扱い、酷い……。

運転中のゆみちぃ部長。真剣そのものです

 しばらくすると、ゆみちぃ部長が運転するFITが到着したのですが、ところざわサクラタウンの入り口は右折進入のみ。ですがゆみちぃ部長は左折進入方向から入ってきてしまい、駐車場入口で警備員から迂回して右折するように言われる事態に。

ところざわサクラタウンに到着したゆみちぃ部長運転のFIT

ところざわサクラタウンの駐車場は右折入場。赤いポールが立ち並ぶところから入ります

 その後、リルートに手こずり、迷子になるオマケもついて、15分後にようやく到着。残すは駐車のみ。レインボーモータースクール和光の杉山指導員との特訓の成果をスピーディー末岡にみせつける時が来ました。しかも、今回はバックモニターも付いています。完璧なハズ! だったのですが……。

駐車スペースを見つけたゆみちぃ部長。いざ車庫入れに挑戦!

一発で入庫できるのでしょうか?

ダメでした。隣にクルマがいたら事故です

車庫入れをするゆみちぃ部長と、生暖かい目で見守るスピーディー末岡

切り返すこと5回。曲がったままですが、枠に入ったのでヨシとしましょう

 最初は駐車枠から大幅にオーバーしたゆみちぃ部長。どうしてしまったのでしょう! その様子を見るに見かねたスピーディー末岡は、色々と口を出し始めます。ですが杉山指導員と違って教え方が下手なのか、さらに車内は混乱の様相。こうして5回以上切り返しを行ない、ゆみちぃ部長はFITをなんとか枠に入れることができました。クルマから降りたゆみちぃ部長は、ちょっとお疲れのご様子。

ところざわサクラタウン内にある中央広場の角川武蔵野ミュージアム前で記念撮影。なおこの場所は特別な許可を得て撮影しています。通常、クルマは入れません

角川武蔵野ミュージアム全景とFITとゆみちぃ部長。あまりの大きさに驚きです!

 ふりかえってみて「自転車やバイクが怖かったですね」とゆみちぃ部長。「自転車の横を通過するのは結構神経を使いますね。そして路駐しているクルマの横を通る時も。多くのドライバーが右側車線を走りたがる理由がわかります。バイクは、走っている時はそうでもないのですが、信号待ちしている時にクルマの間をすり抜けて前に出てきたりすると、ドキッとします」とのこと。さらに「大きな車とかが車線をはみ出してくると、自分に気づいていなくて、ぶつかるんじゃないかと思ったりもして。とにかく運転中は前だけでなく、頻繁にミラーで後方確認をしました」とのこと。後方確認大事です。

あちこちを確認しながら運転するゆみちぃ部長

 そんなゆみちぃ部長の話を聞きながら、自分も最初はそうだったなぁ、と思い出すオッサンたち。その後はところざわサクラタウンにある飲食店や施設を見学し、充実した時間を過ごしたあと、スピーディー末岡の運転で帰路につきました。さて、そんなゆみちぃ部長の運転、横に乗ったスピーディー末岡教官の目にはどのように映ったのでしょう。「初心者ですからね。すべての行動がゆっくりしていますよね。でも注意を払いながら、丁寧に操作しているという印象が強かったです。車庫入れは、慣れもありますから経験を積んでいくしかないでしょう。ゆくゆくは首都高にも慣れてもらわないとね」と、上から目線の発言が気になるものの、合格といったところ。

運転に自信をつけたゆみちぃ部長

 こうしてクルマの運転に自信をつけたゆみちぃ部長。オフはカーシェアでクルマを借りて、メンバーとともにコストコや御殿場アウトレットなどへ足を運んでいるようです。数ヵ月前まで、クルマが怖かったというのが嘘のよう。色々ありましたが、終わってみれば、われわれはいい仕事をしたようです。

次はバイク!? ゆみちぃの探究心は止まらない!

 最後に秘蔵のオフショットを公開しましょう。ゆみちぃ部長、クルマに飽き足らず、なんと筆者のバイクに跨ってしまいました!

ゆみちぃ部長とバイクの夢コラボが実現。もちろん走らせていません。それにしても、マスクしてバイク姿って、どこか暴●族みたいです

 はじめてバイクに触れたゆみちぃ部長。「これどうやって乗るんですか?」とすったもんだの末、なんとか乗車。ギリギリ足が届きました。実にお似合いではありませんか。エンジンをかけてみると「なんか振動が凄い伝わってきます」というのが最初の感想。ニュートラルであることを確認し、少しアクセルを少し捻ってもらいました。すると「おぉ!」と言葉にならない奇声を発しながらも楽しそうな顔をされるではありませんか。近くにいらしたマネージャーさんも「ユミ、イイじゃない!」とノリノリ。

 ということで部長、次は普通自動二輪免許取得しちゃいませんか? いい教習所が和光にありますよ(笑)

寺坂ユミ(てらさかゆみ)プロフィール

 1月29日愛知県名古屋市生まれ。趣味は映画鑑賞。志倉千代丸と桃井はるこがプロデュースする学院型ガールズ・ボーカルユニット「純情のアフィリア」に10期生として加入。また「カードファイト!! ヴァンガード」の大規模大会におけるアシスタント「VANGIRLS」としても活躍する。運転免許取得してから上京後は一切運転していないが、最近は自動車にも興味を抱く。こだわりが強く興味を抱くとのめりこむタイプであることから、当連載でペーパードライバー脱出を目指しながら、お気に入りの1台を探す予定。

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