TARAは6月9日、同社が提供する人物検知AIサービス「メバル」が、会議室の利用状況データを収集することを目的にLINEに導入されたことを発表した。
メバルは、カメラを設置するだけで、写った画像から自動でAIが学習し人物を判別できるサービス。
会議室・店舗・喫煙所など、人物を検知したい場所に同サービスを導入することで、その場に何人いるのか、空いている/混雑しているのかをリアルタイムで知ることができ、加えて、時系列で過去の混雑状況を確認することも可能。
LINEに同サービスが導入されたポイントとして、現地の端末で画像解析しデータが外部に流出しない設計となっていることや、API連携で自社サーバーにデータを蓄積できること、さらにカメラや電源コード等を組み立てて壁に設置するだけという簡単な工程を実現していることをあげている。
同社は今後、LINEの会議室およそ100部屋すべてに同サービスを導入する予定。