このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第144回

アップル新型「iMac」絶対4ポートを選ぶべき

2021年06月07日 09時00分更新

文● 松村太郎 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 M1搭載のiMacには、実は2つの製品ラインが用意されています。同じM1ですが、下位モデルは7コアGPUのM1が、上位モデルには8コアGPUのM1がそれぞれ用意されています。

 同じ256GBストレージ、8GBメモリで前者は15万4800円、後者は17万7800円(いずれも税込)と、2万3000円の価格差があります。この価格差で違うポイントは、以下の4つです。

・キーボードにTouch IDが搭載される。
・電源アダプタにEthernetポートが追加される。
・上位モデル限定のイエロー、オレンジ、パープルが選択可能になる。
・ポート数が2つから4つに増える。

 このうち、7コアGPUモデルでも、キーボードは+5000円、Ethernetポートは+3000円でオプションとして追加することができます。しかし限定色とポート数は、あらかじめ8コアGPUのモデルを選ばなければ選択することができません。

 確かに2万3000円という価格差は大きいものです。最も安くするなら256GB・7コアGPUモデルを選ぶのも手だと言えます。しかし、筆者は追加投資をしてでも、8コアGPUのモデルを選んでおくべきだと思います。それはGPU性能ではなく、4つに増えるポートの数が理由です。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中