Ryzen 3 PRO 4350GとRadeon グラフィックスを搭載、Noctua製CPUクーラーで静音!
“自分専用”マシンに! テレワークやウマ娘にも最適な小型PC「mini Regulus II AR3」はおうち時間のヒーロー
2021年06月14日 11時00分更新
仕事だけでなくカジュアルゲームもけっこう動く
パフォーマンスを見ていこう。ビジネス用途の場合、十分なパフォーマンスを持っているのだが、ここではカジュアルなゲームを遊ぶ可能性もあるため、その辺をチェックする。テストは「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズベンチマーク」「CINEBENCH R23」に加えて、「ウマ娘プリティーダービー DMM GAMES版」(以下、ウマ娘)の3つ。ドライバーはAdrenaline 21.5.2。また1つ前の世代にあたるCore i5-9400搭載の「mini Magnate IM」でもベンチマークを実行している。
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズベンチマーク、CINEBENCH R23の結果をみると、mini Regulus II AR3は従来の「mini Magnate IM」よりもグラフィック性能が優れ、CPU性能については近しい結果となっている。
ビジネス用途については、どちらを選んでも体感できる差はほとんどないのだが、カジュアルなゲームも遊びたい場合は、mini Regulus II AR3のほうが快適に遊びやすい。たとえば、後述するウマ娘の場合、ウマ娘のみであればいずれもプレイフィールに差はないが、動画を見ながらになると、mini Regulus II AR3のほうが環境として良好といった具合だ。
ウマ娘の動作検証は、よくあるプレイ状況に即すべく、YouTubeで動画を再生しながらを採用。画質設定は標準版とし、チーム競技場でのフレームレートをチェックした。ウマ娘は30fpsでリミットがかかっており、PCゲームとしては軽い部類に入るが、ノートパソコンでは動作が重いこともあり、グラフィック性能をそれなりに要求される。
チーム競技場でのフレームレートは、動画再生ながらでも30fpsに張り付いており、また育成でも同様だった。意外に重いのはメイン画面になり、ここでは14~16fpsになってしまったが、頻繁にアクセスすることもないため、育成やレースをしたりする分には問題ないだろう。
またOCCTを使用してのストレステストでは、CPUとGPU使用率を100%にするPowerプリセット1時間をクリアしている。その際、Noctua NH-L9a-AM4は全力回転となるのだが、甲高い音もせず、低音よりのノイズが増すくらいだった。またウェブブラウジング程度では、50度前後に着地しやすく、夏期シーズンにおいても熱負けの心配をする必要はない。
コンパクトながら仕事やちょっとしたゲームに使える1台
mini Regulus II AR3は、その見た目とは裏腹にビジネス系アプリケーションやZoom、Teamsなどはもちろん、Officeアプリケーションの動作をスムーズにこなすだけでなく、カジュアルなゲームも十分に動作する。また本稿ではモバイルの可能性もチェックしているが、それもコンパクトなボディーがあってこそだ。
6万2980円からと、自分専用マシンとして購入しやすい価格帯なのも魅力。自宅での仕事や動画再生+ウェブブラウズなどの目的で小さめのマシンを検討しているいのであれば、mini Regulus II AR3をチェックしてほしい。とてもオススメだ。
(提供:サードウェーブ)