Thunderboltも4×2に変わり、ちょっと軽くなった!?
Razerが8コアTiger LakeーHの「Blade 15」を発表 = i9-11900HにRTX 3080+16GBVRAMも!
2021年05月12日 01時00分更新
Razerの米国本社は、5月11日に発表会をおこない、フラッグシップモデルの「Razer Blade 15 Advanced Edition」新機種として、インテルが同日発表した第11世代8コアCPU搭載モデルを発表した。米国での出荷は6月21日で、価格は約2300ドル~3400ドルとなっている。
Razer Blade 15 Advanced Edition
最上位はi9-11900HにRTX 3080+16GBVRAM
Thunderboltも4にUPで×2に!
新モデルは4Kディスプレーモデルがハイエンドのi9-11900HにRTX 3080 + 16GBVRAMを搭載する。それ以外の5モデルのCPUはすべてi7-11800Hで、メインメモリー、SSDの容量と、ディスプレーの種類、GPUが異なる6バリエーションである。
〇15.6インチFHD 360Hz(100%SRGB+2ms) は2モデル。
Core i7-11800H 8Cores (2.3GHz / 4.2GHz)
メモリー16GB(DDR4 3200MHz dual -channel)
SSD1TB(PCIe Gen4 M.2)(2 NVMe 1-sided drive)
GeForce RTX 3070 (8GB DDR6 VRAM)
で約2700ドル。
メモリー32GB(DDR4 3200MHz dual -channel)
SSD1TB(PCIe Gen4 M.2)(2 NVMe 1-sided drive)
GeForce RTX 3080 (8GB DDR6 VRAM)
で約3100ドル。
〇15.6インチQHD 240Hz(100%DCI-P3+G-Sync+2.5ms) は3モデル
メモリー16GB(DDR4 3200MHz dual -channel)
SSD1TB(PCIe Gen4 M.2)(1 NVMe 2-sided drive)
GeForce RTX 3060 (6GB DDR6 VRAM)
で約2300ドル。
その上は、同スペックでSSDの構成とGPUがちがう
メモリー16GB(DDR4 3200MHz dual -channel)
SSD1TB(PCIe Gen4 M.2)(2 NVMe 1-sided drive)
GeForce RTX 3070 (8GB DDR6 VRAM)
で約2600ドル
上位はメモリーが増え、GPUも上がる
メモリー32GB(DDR4 3200MHz dual -channel)
SSD1TB(PCIe Gen4 M.2)(2 NVMe 1-sided drive)
GeForce RTX 3080 (8GB DDR6 VRAM)
が約3000ドル
〇15.6インチOLED UHD(100%DCI-P3、1ms、HDR、Touch、Glossy)
は1モデルで、
Core i9-11800H (2.3GHz / 4.9GHz)
メモリー32GB(DDR4 3200MHz dual -channel)
SSD1TB(PCIe Gen4 M.2)(2 NVMe 1-sided drive)
GeForce RTX 3080 (16GB DDR6 VRAM)
お値段は3400ドル。
インターフェイスは外見上は現行モデルと変わらないが、2つのUSBタイプC端子が両方ともにThunderboldの「4」となり、USB3.2Gen2でPD3.0での20V充電も両方で可能。専用の充電端子も残っている。
タイプAはUSB3.2Gen2で3端子搭載と変わらず。HDMI出力は2.1で、SDカードスロットはUHS-Ⅲ、そしてオーディオコンボジャックも同じ、無線もWi-Fi6E(AX210)にBluetooth5.2と同じだ。
キーボードはおなじみの1キー単位でバックライトをフルカラー指定できるRazer Chromaで、キーボードの両サイドにはスピーカーが設置されており、THX Spatial Audio対応で、HDMIからは7.1chのコーデックをサポートしている。
ディスプレイ上部のWindows Hello対応のWebカメラは720Pから1080Pにアップグレードしている。
本体サイズは幅が355ミリ、奥行きが235ミリ、厚みは16.99ミリで変わらず、RTX3060モデルのみ厚みが15.8ミリと薄くなっている。バッテリーは変わらず80Whを内蔵するが、重量は1.99~2.01キロと100グラムほど軽くなっている。
ボディのペイントが新しくなり、指紋がつきにくくなったそうで、頻繁にフキフキしなくてよくなったのはありがたい。日本での発売はまだ先だが、Tiger Lake 8コアが待ち遠しいのである。