サードウェーブは4月26日、中小企業向けRPA(Robotic Process Automation)「AutoMate」の販売を開始した。
同社は、中小企業向けサービスブランド「ドスパラプラス」を4月に立ち上げた。ハードだけではなく業務改善に役立つソフトウェアの販売を通じ、ハードとソフトを一貫して提案することで、各企業のIT担当者をサポートする。
AutoMateは、定型的な繰り返し作業、データの転記などの単純作業をロボットに覚えさせることで、業務を改善するRPAソリューション。画面移動やメニュー選択といった操作を自動化することで、作業時間を短縮する。また、無人の作業が可能になるため、人件費を削減できるだけなく、担当者の負荷を減らし重要度の高い業務に振り分けられるとする。
ロボットは、一度記録した作業を正確に再現してくれるため人的ミスの防止や、業務品質の向上が期待できるという。たとえば、1件あたりの処理に5分かかる作業をロボットが行なえば、月80件=毎月400分の作業が自動的に完了する。
本製品は米HelpSytemsが開発したRPAツールで、プログラミングは不要。インターフェースがわかりやすく、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作でロボットに指示を与えられるという。
Officeファイル(Word・Excel)、対話型ジョブ、ウェブブラウザー、Active Directory、FTP、SharePoint、Eメール、PowerShell、ファイル圧縮、データベース、システムファイル、IBM iなどに対応する。
製品ラインナップは、AutoMate Desktop(デスクトップ版)、AutoMate Plus(サーバー版)、AutoMate Ultimate(サーバー版)の3タイプ。