Austrian AudioのCEOから直にメッセージ
Austrian AudioのHI-Xシリーズの紹介。本国からCEOのビデオメッセージが寄せられた。
手頃な価格で高音質を得るためにHigh Excursion(高振幅、振動板で空気を多く動かすこと)を重視したとのこと。モバイル用途での高能率性にも配慮したという。装着感にも工夫を凝らしているという。機能性や音とともにデザインも考慮されているメーカーだと野村氏のコメント。
カナルワークスは全ドライバーをすべて同じにした新IEMを投入
カナルワークス代表の林氏が登場。「Canal Works CW-L91」とユニバーサルモデルの「Canal Works CW-U91」を紹介。
今回はフルレンジとマルチウエイの良さを兼ねるために定位の問題にメスを入れたという。高域(4個)、中域(4個)、低域(8個)と同じドライバーを使うことで動きを同じにすることで動きのばらつきを少なくしたということ。帯域ごとに音色の違和感のない音と野村氏。生音の録音で聴き比べて欲しいと林氏。また、音色を抵抗を繋いで変更可能なPSTSモデルも用意。
日本のイヤモニの歴史を作ったFitEarからも新作
FitEar代表の須山氏が登場。FitEarの歴史を振り返りながら、本連載でもファーストインプレッションを執筆した「FitEar TG334」を紹介した。
独自のオーバルシェイプのステムなどTG334での改良点をパワーポイントで説明した。完成度の高い完璧な音、と野村氏。5月15日発売で価格は15万4000円。次の10年はまた新しいことに挑戦したいと須山氏。
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