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ミドルクラスのゲーミングPCにマッチ! 基本とトレンドをしっかり押さえた高コスパなATXタワーケース「XPG STARKER」

文● 鈴木雅暢 編集● ASCII

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 ADATAのゲーミングブランドである「XPG」から登場した「XPG STARKER」は、ATXフォームファクターを採用したミドルクラスのPCケースだ。強化ガラスのサイドパネル、アドレッサブルRGB LED、グラフィックスボードの垂直搭載といったトレンドを取り入れ、手軽にクールなビジュアルのPCに仕上げることができる。今回は実機で内容を見ていこう。

XPG STARKERは、ATXフォームファクターを採用したミドルクラスのPCケース。トレンド機能と優れた基本機能を搭載し、実売価格は約1万円前後だ

スマートなデザイン、中身が見える強化ガラス

 XPG STARKERの本体サイズは、215(W)×400(D)×450mm(H)。ATXフォームファクターのPCケースとしては奥行きが短く、スマートなフォルムだ。

今回はブラックのモデルでテストしたが、カラバリはホワイトとの2色が用意されている

 左サイドパネルには4mm厚の強化ガラスを利用し、内部のパーツが見える仕様となっている。強化ガラスはずっしりとした重さがあり、剛性感も高く、安心して利用できる。

 フロントパネルは上質感のある表面仕上げが印象的。サラッとした手触りが心地よく、指紋もつきにくい。XPGのロゴ、中央両サイドにはアドレッサブルRGBで光るライティングストリップを配置している。

シンプルだが存在感のあるデザインのフロントパネル。両サイドにアドレッサブルRGBで光るライティングストリップを配置している。背面には放熱を効率化するため排気口が多数開けられている

電源ボタンなどは天面の前面側に配置されている。奥からUSB Type-A(USB 3.0)×2、ヘッドフォン/ヘッドセット/マイク兼用、アドレッサブルRGB、リセットボタン。電源ボタンはシャープな三角形にデザインされている

合理的なエアフローで、高い冷却拡張性

 エアフロー設計は、前面/底面から吸気して背面/天面へと排気するオーソドックスなスタイル。シャシーの随所に通気口を設けて、高い通気性を確保している。

 前面には120mmなら3基、140mmなら2基までのファンを搭載可能。天面は120/140mmとも2基まで、背面は120mmファンを1基搭載できる。標準では前面と背面に1基ずつ120mmファンを搭載しており、背面のファンはアドレッサブルRGB LEDのイルミネーション機能がある。水冷クーラーのラジエーターについては、前面は最大360mm、天面は最大280mm、背面は120mmまで装着が可能だ。

 また、前面にスライドレール式の着脱式ダストフィルターを装備するほか、底面と天面にもマグネット着脱式のメッシュフィルターがある。

前面にスライドレール式の着脱式ダストフィルターを搭載している。下からプッシュすれば前面カバーをはずさなくとも着脱できる

カバーをすべてはずしたところ。前面側のフィルターの奥は完全に空いている。背面側はハニカム状に多数の放熱口が開けられているのがわかる

天面も全面にハニカム状の放熱口を開けている。メッシュ仕様のダストフィルターはマグネットで着脱できる

背面にはアドレッサブルRGB仕様の120mmファンが標準で搭載されている

前面のライティングストリップと背面ファンは連動して光る。発光は上部のボタンでコントロール可能で、マザーボード接続用端子も用意されている

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