4月20日(米国時間)、アップルが開催した新製品発表イベントでは、iMacやiPad Proの新モデル、うわさが先行していたAirTagなどが登場しました。中でも、2020年に業界の空気を一変させた独自プロセッサ「M1」搭載デバイスが広がったことに筆者は注目しています。
■iMacも「M1」搭載
アップルの独自プロセッサとして2020年11月に登場した「M1」は、高性能と省電力を両立したことで高い評価を得ています。このM1の体験がより多くのデバイスに広がったことが、今回のイベント最大の見どころといえるでしょう。
M1を搭載したファンレスのMacBook Airを筆者も仕事に使っています。従来のモデルでは少し動かすと熱を持ったり、冷却ファンが回ったりしていたことに比べると、仕事を始めるハードルが下がるのが気に入っています。
新しい24インチiMacの画面は狭額縁で、これまでの21.5インチモデルに近いサイズ感を実現。本体は板のように薄く見えます。小さな冷却ファンが2つあることから、高いピーク性能を期待できそうです。
上位モデルに付属する新しいMagic Keyboardは、Touch IDを搭載したのが面白い点です。いまのところアクセサリのページには掲載がないようですが、単体販売にも期待したいところです。
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