このページの本文へ

エレコム、通信分断機能「セキュリティーWi-Fi」対応のWi-Fi 6無線LANルーター

2021年04月20日 12時10分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

無線LANルーター「WRC-X1800GS-B」

エレコム、テレワークにも最適なWi-Fi6ルーター

 エレコムは4月20日、無線LANルーター「WRC-X1800GS-B」を発表した。

 Wi-Fi 6規格での通信、接続方式IPv6(IPoE)、セキュリティープロトコルWPA3 Personalに対応するほか、「セキュリティーWi-Fi」機能を搭載する。

Wi-Fi 6規格での通信に対応している

 セキュリティーWi-Fiは、WRC-X1800GS-Bに接続中の端末間の通信を遮断し、悪意のある攻撃を受けた際にも、リスクを最小限に留められる仕組み。

 従来方式では、悪意のある攻撃を受けた際、同じネットワークに接続しているすべての機器が脅威にさらされる可能性があった。セキュリティーWi-Fiを適用することで、家庭内での、端末から端末へマルウェア感染の危険を軽減できるとする。

 たとえば、会社から貸与されているPCと、私物のPCを自宅内で使い分けるといったケースで、私物のPCから会社貸与のPCへのマルウェア感染リスクを下げるといった使い方が想定される。

Wi-Fi 6規格での通信に対応し、5GHz帯で最大1201Mbps、2.4GHz帯で最大574Mbpsの通信速度をうたう(いずれも理論値)。 接続方式IPv6(IPoE)、セキュリティープロトコルWPA3 Personalに対応するほか、「セキュリティーWi-Fi」機能も搭載する

 「かんたんセットアップシート」を同梱し、ユーザー側で特別な設定をしなくても利用できる。また、PCとプリンターを接続して使いたい場合は、専用の設定メニューから端末間の通信を許可する設定も可能。2.4GHzと5GHzでSSIDを分ける「バンドステアリング」や、SSIDと暗号化キーの変更、セキュリティーWi-Fiを外部から発見しにくくする「ステルス機能」にも対応する。

同梱するシートにしたがって接続するだけで、セキュリティーWi-Fi機能を利用できる

 テレワークの導入に合わせ、自宅にインターネット固定回線を導入する際に、合わせて購入するルーターとしても向いた製品だ。

壁面への設置にも対応する

 4月下旬発売予定。実売価格は9800円前後になる見込みだ。

カテゴリートップへ