アドビは4月12日、これまで代表取締役社長を務めていたジェームズ・マクリディ氏が退任し、神谷知信氏が新たに代表取締役社長に就任したと発表した。
神谷氏はこれまで、アドビのデジタルメディア事業統括本部バイスプレジデントとして、Creative Cloud及びDocument Cloudからなるデジタルメディア事業の製品及び販売戦略を含む事業全体を統括していた。今後はデジタルメディア事業に加え、アドビのデジタルエクスペリエンス事業を含めたすべての国内のビジネスおよび組織を統括する。
これにより、アドビが提供するExperience Cloud、Creative Cloud、Document Cloudの3つのクラウドビジネスの包括的な推進、加えてOEM事業を更に強化していくとのこと。
神谷氏は、代表取締役社長就任にあたり「日本は現在、少子化、国際競争力の低下、AI化に加え、長期化する新型コロナウイルスの影響により、まさに大きな変革期を迎えています。アドビはこのような時代を支えるデジタルトランスフォーメーションのリーダー企業として、社会そしてコミュニティーに大きな貢献ができると確信しています。今後ともアドビ社員がチーム一丸となって、日本のお客様に優れたサービスとソリューションを提供することで、さらなるビジネスの成長を推し進めてまいります。」と述べている。