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業界人の《ことば》から 第430回

富士通PC事業、新社長はレノボから……日本のPCは変わる?

2021年04月08日 09時00分更新

文● 大河原克行 編集●ASCII

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今回のひとこと

「FCCLが活躍できるフィールドやポテンシャルは、こんなものではない。そして、世界最軽量ノートPCの座は譲ることなく、継続的に投資を進め、追求していく」

(富士通クライアントコンピューティングの大隈健史社長兼CEO)

40年の節目に

 2021年4月1日付で、富士通クライアントコンピューティング(FCCL)の新社長に、大隈健史氏が就いた。
 同日に行われた就任会見で、大隈新社長は、「今年は、富士通のPCが発売されてから40周年になる。その節目に齋藤会長からバントを受け継ぎ、FCCLをリードしていくことに喜びを感じている。アグレッシブに、お客様に貢献していきたい」と、新社長としての抱負を語った。

富士通クライアントコンピューティング 代表取締役社長 執行役員社長/CEOの大隈健史氏

 バトンを渡し、取締役会長に就任する齋藤邦彰前社長は、「自信満々で社長のバトンを渡すことができる」とし、「人に寄り添う製品ポートフォリオはこれからも変わらない。お客様の要望をいち早く実現し、お客様のお役に立つという独自性はこれからも磨き上げていく」と述べた。

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