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AI解析プラットフォーム「Wisbrain」を手がけるUltimatrustが総額3.4億円の資金調達

2021年04月05日 15時30分更新

文● 大谷イビサ 文●ASCII編集部

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 2021年4月5日、AI解析プラットフォーム「Wisbrain」を展開するジーマックスメディアソリューションはUltimatrust(アルティマトラスト)に社名変更。Abies Ventures Fund I, L.P.をリードインベスターとし、大日本印刷および山田俊一氏を引受先とする第三者割当増資を行ない、シリーズAラウンドとして総額3.4億円となる資金調達を実施した。

発表会に登壇した代表取締役 小澤巌氏

 2015年に設立されたジーマックスメディアソリューションは、監視カメラやセンサーなどで収集したビッグデータAIによって解析するプラットフォーム「Wisbrain」を展開しており、国際空港や商業施設などで導入実績を持つ。高いデータ圧縮精度を誇る映像解析サービス、性能と精度を両立したリアルタイム分析エンジン、顔や文字の認識、骨格推定、視線検出、物体認識、差分抽出などのAIエンジンなど、複数のサービスを組み合わせることでオリジナルのAIを迅速に構築できる点がポイントだという。

リアルタイム分析エンジンの処理速度を動画でアピール

 今回、新たに投入されたのは、工場、物流、鉄道、空港、農業などさまざまな分野において、多拠点・一元管理が可能な「Wisbrain AI監視カメラ」と、より導入しやすい「AI-SHOT」といった監視AIカメラサービス。既存の監視カメラシステムをさらに短期間・低価格で導入できるよう、初期投資を抑えた月額課金型の料金プランで提供される。

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