シャオミは、SIMフリースマホの新製品として1億800万画素カメラやリフレッシュレート120Hz対応のディスプレーを搭載しながら、税込3万4800円という価格の「Redmi Note 10 Pro」をSIMフリーモデルとして4月16日に発売する。
CPUは新型、ディスプレーとカメラはハイエンド級
それでいて3万4800円!
コストパフォーマンス重視のRedmiシリーズとは言え、約3万5000円のスマホとしては驚きのスペックのモデルが登場した。Redmi Note 10 Proの目玉はCPUとディスプレーとカメラという今のスマホで重要となる3点全部だ。
まずCPUは、昨秋発表されたSnapdragon 732Gをいち早く搭載。8nmプロセスで製造されており、動作クロックは2.3GHzまで向上。Antutu 8のスコアは30万弱まで迫る。メモリーは6GBで、ストレージは128GBでUFS 2.2が採用される。
ディスプレーは6.67型有機ELで、120Hzのリフレッシュレートに対応。この部分でもハイエンド端末で採用されているトレンドを盛り込んでいる。額縁も細い仕様だが、さらにインカメラのピンホール部は直径2.96mmとこれまでにない小ささであることをアピールしている。
そして、カメラはメインに1億800万画素センサーを搭載している。すでにMi Note 10やGalaxy S20 Ultraなどにも採用されている1億画素カメラだが、いずれもハイエンド機。これがミドルクラスにも降りてきた形だ。センサーサイズも1/1.52型と大きく、9つのピクセルを1つで扱う「9-in-1 ビニング」とマルチフレーム撮影により、暗所での圧倒的な明るさを実現する「ナイトモード 2.0」に対応している。カメラはこのほか、118度の画角を持つ超広角カメラ、光学2倍の望遠接写カメラ、深度センサーの4眼構成となっている。
デザイン面では、背面にマットな手触りのガラスを用い、側面が丸みを帯びた3Dカーブ設計で持ちやすさにも優れる。指紋センサーは側面の電源キーに内蔵される形で搭載されている。カラバリはオニキスグレー、グレイシャーブルー、グラディエントブロンズの3色。
バッテリー容量は5020mAhで、33W急速充電に対応。横画面でもステレオになるデュアルスピーカーを搭載する。
シャオミ「Redmi Note 10 Pro」の主なスペック | |
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ディスプレー | 6.67型有機EL(20:9) |
画面解像度 | 1080×2400 |
サイズ | 約76.5×164×8.1mm |
重量 | 約193g |
CPU | Snapdragon 732G 2.3GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
OS | Android 11(MIUI 12) | 対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20 /26/28/66/38/40/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz) |
DSDV | ○ |
カメラ | アウト:1億800万画素 +800万画素(超広角) +500万画素(マクロ、光学2倍) +200万画素(深度) /イン:1600万画素 |
バッテリー容量 | 5030mAh(33W急速充電対応) |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
USB端子 | Type-C |
イヤホン端子 | ○ |
カラバリ | オニキスグレー、グレイシャーブルー、グラディエントブロンズ |
価格(税込) | 3万4800円 |
発売日 | 4月16日 |