電源ユニットもゲーミングPCらしく光らせたかったので、SUPER FLOWERの「LEADEX III GOLD ARGB 850W」を選んだ。80PLUS GOLD認証で電力変換効率が良い、定格850Wのモデルだ。フルモジュラー仕様で、ファンのみならずプラグ部分まで光る様が最高に格好いいと思っているのは筆者だけだろうか。次に紹介するPCケースと組み合わせると、底部はアンダーグローっぽくぼんやりと光り、内部はパンチホールからプラグ部分の光が洒脱に漏れ出る。また、CPU補助用の4+4ピン(ATX12V)が2本ある点もポイントだ。
PCケースはATX対応モデルの中では定番中の定番となった、NZXTの「H510 CA-H510B-B1」だ。内部スペースは広めで組みやすく、ATX対応マザーボード用のスタンドオフがすでに装着済みな点や、フロントI/O用のヘッダーピン接続ケーブルがまとまっていてワンタッチ着脱できる点は気が利いている。ぜひPC自作初心者にオススメしたい1台だ。また、ファンは天面と背面に1基(120mm)ずつ標準で搭載しているが、今回の構成では簡易水冷クーラーの140mmファンを2基前面に配置する格好になるので、強力なエアフローが確保できる。
OSはMicrosoft「Windows 10 Home 64bit」のパッケージ版にした。USBメモリータイプなので、光学ドライブのない構成でも運用しやすい。USB接続の光学ドライブを持っているなら、2000円程度安いDSP版で安上がりにしても良いと思うが、同時購入したPCパーツを変更するとライセンスが失効するので注意が必要だ。今回組んだPCをベースに、どんどんパーツを変更していくなら、パッケージ版を選んでおこう。