第4回の開催も決定、追加タイトルも検討中!
本当に高校生? ハイレベルな戦いに固唾をのんだ「第3回全国高校eスポーツ選手権」LoL部門はN高KDG N1が2連覇!
2021年03月14日 19時30分更新
3月13日と14日に、一般社団法人全国高等学校eスポーツ連盟と毎日新聞社が主催、サードウェーブが共催する「第3回全国高校eスポーツ選手権」が開催された。13日には、「ロケットリーグ部門」(関連記事)を、14日は「リーグ・オブ・レジェンド部門」を実施。大会の模様は、Twitchおよび毎日新聞デジタルで配信された。
ライアットゲームズが手掛けた「リーグ・オブ・レジェンド」(以下、LoL)は、eスポーツでも様々なジャンルがある中、「MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)」というジャンルのゲームタイトルだ。
LoLは5人対5人で戦うMOBA。それぞれ「チャンピオン」と呼ばれるキャラクターを選択し、相手の本拠地「Nexus」を破壊すれば勝利となる。
本大会でも採用されているゲームルール「サモナーズリフト」では、マップは「トップレーン」「ミッドレーン」「ボッドレーン」という3カ所のレーンと、マップ中央にある「ジャングル」で構成されている。プレイヤーは各レーンやジャングル向けのチャンピオンをピックし、ときにはそれぞれの場所での役割をこなしながら、ときにはほかのレーンやジャングルのチャンピオンと協力して集団戦で敵のチャンピオンを倒しつつ、Nexus破壊を目指すことになる。
マップには、「ミニオン」と呼ばれる、敵陣営にひたすら進軍し続けるCPUキャラクターや、ジャングルにいる中立モンスター、「ドラゴン」「バロン」と呼ばれる大型のモンスターも存在する。プレイヤーやこれらのミニオンやバロンを倒してお金を貯めてアイテムを購入したり、チャンピオンのレベルを上げたりと強化しながらゲームを進めていく。とくにドラゴンやバロンは倒すとバフが付与されて戦局を有利に持っていけることが多いため、ドラゴンを倒せるか、どのタイミングで倒すかも戦局を大きく左右する。
そのほか、マップには各所に防衛拠点のような「タワー」が、自陣にはNexusのほかに「インヒビター」があり、相手チームのものを攻撃しつつ、自陣のものを守る駆け引きも重要となる。プレイヤーは仲間と連携しながらゲームメイクをしていき、勝利を目指す戦略性の高さも、本作の魅力となっている。
ざっくりとLoLについて紹介したが、本大会では動画を交えてわかりやすく解説されていたり、実際の戦いの中でもわかりやすく解説してくれているので、LoLに興味があって初めて見たいという人も、本大会を観戦すれば徐々にLoLのゲーム性を理解できると思う。
14日には、多くの高校が出場した予選を勝ち上がってきた4チームが激突。抽選の結果、N高校(沖縄)「Team No Plan」対N高校(沖縄)「KDG N1」、アートカレッジ神戸(兵庫)「アートカレッジ神戸A」対ルネサンス高校(東京)「野菜鶏レモン味」に。前回優勝チームであるKDG N1と、同じ高校のチームであるTeam No Planが準決勝で対決するという組み合わせになった。