リッチなゲーミング環境を作り上げられるGIGABYTEの32型液晶「FI32Q」

文●BRZRK 編集●北村/ASCII

提供: GIGABYTE

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帯域幅32.4GbpsのHBR3に対応
KVMスイッチ(PC切替器)も内蔵

 映像入力端子はHDMI 2.0×2、DisplayPort×1の3系統で、DisplayPortはHBR3をサポートしている。こちらについては、使用環境に合わせてHDMIかDisplayPortのどちらかを選択するといいだろう。

背面の各種入力端子のクローズアップ。緑と赤と黒といった丸型の端子はオーディオ関連となっていて、赤がマイク、緑がヘッドホン、黒がスピーカー用だ。USBにはKVMスイッチ(後述)を内蔵している

本体に電源を内蔵しているので、ACアダプターは不要。壁際に設置することが多い液晶ディスプレーにACアダプターがあるとわりとジャマで置き場所に困るが、本機ではその心配がない

 そのほかにUSB 3.0(Type-A)×2、USB 3.1 Type-B×1、USB Type-C×1といった接続端子がある。これはPCとディスプレーを接続することでディスプレー設定用ソフトウェアを操作したり、マウスやキーボードだけでなくモバイル端末を接続するUSBハブのような役割を持たせることも可能だ。ちなみに筆者はスマートフォンの充電に活用した。

キーボード、マウス、ヘッドセットといったデバイスを、複数のPCで使えるKVMスイッチ機能を内蔵する

DisplayPort Alternate ModeをサポートするノートPCやスマホ/タブレットを、10Gbps転送可能なUSB 3.1 Type-Cケーブルで液晶に接続すれば、液晶のUSB Type-A端子につないだデバイスで操作できる

 ディスプレー底面部には4方向入力のチルトボタンが備え付けられている。これを入力することで入力信号の選択や輝度、ゲーム用のさまざまな設定を変更できる。設定については後述するが、下部中央に位置しアクセスも容易。ゲーム中のちょっとしたタイミングでパッと調整できるのはうれしい限りだ。

底面部に設けられた4方向入力のチルトボタン

チルトボタンを操作すると表示されるメニュー画面の一例。手早く思い思いのカスタマイズが可能だ

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