1週間無充電はさすがに無理だったが
本体サイズからの想像以上に長期間使えた
筆者がiPhone 12 miniに勝手に期待していたことの1つは、本体サイズから想像するよりも長いバッテリーの持続時間だった。それは、OLEDディスプレイを採用したことなどからも、当然「期待して良さそうだ」と勝手に考えていた。何しろ、筆者がこのminiの前に使っていたAndroid機は、画面の大きさと大容量バッテリーだけがウリのような機種で、使用頻度の低いときには1週間ほど充電しなくても大丈夫だった。さすがにそこまでは期待しないまでも、毎日のように充電しなければならないような状況は避けたいと思っていた。
このminiに切り替えた当初、最初の数日はいろいろなアプリをインストールしたり、設定したりで、操作の頻度も、データ通信の頻度も高かった。その間は、毎日のように充電しないと、ちょっと不安だと感じるほどにバッテリー消費は激しかった。それも、本当に最初の3日間ほどで、その後は操作も、通信も徐々に減り、それに伴ってバッテリーの持続時間も長くなった。今では、本当に操作頻度が低い日が続くと6日近くは充電しなくても持つ。とはいえ、残量が20%を切ると、さすがに心細くなるので、早めに充電している。それでも、新しいアプリやガジェットの導入などで、特に操作頻度が高くならない限り、通常は3日に一度程度の充電で十分だ。これはほぼ期待通りだったと言える。地図の表示以外は基本的にダークモードで使っているのも、OLEDだけに効果があるのかもしれない。
実は、このiPhone 12 miniに最も期待していたのは、暗い環境でのカメラの撮影能力だ。割と最近家族の一員に加わった子猫が、昼夜を問わず面白い表情を見せるので、写真に撮っておきたいと思っていた。我が家では、夜になると寝る時刻に向かってだんだん照明を暗くしていく。寝る直前などは、ダイニングテーブルの上の電球色のLED照明1つだけになって、自慢ではないがかなり暗い。その状況で撮ってみたのがこの写真だ。よく見ると、猫の頭が微妙に動いてブレているが、光と影の対比や、籠の質感などはよく捉えられていると思う。
スマホのカメラで、この暗さでこの程度の撮影ができれば、筆者としては十分に満足だ。
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