ブイキューブは2月9日、東日本旅客鉄道(JR東日本)が提供するシェアオフィス事業「STATION WORK」の「STATION BOOTH」に、個室型スマートワークブース「テレキューブ」が引き続き採用されたと発表した。
STATION BOOTHは、ブイキューブが提供するテレキューブをもとにJR東日本と共同で開発しているサービス。STATION BOOTHは、秋田・盛岡・新潟といった東北信越エリアから、飯田橋や恵比寿の都心まで17ヵ所が追加開業し、新たにフィットネスジム「JEXER 新宿」やコンビニエンスストア「NewDays(JR仙台イーストゲートビル店)」へ設置される。今後、2021年度に100ヵ所、2023年度までに1000ヵ所の展開を目指す。
さまざまな場所に容易に設置でき、セキュリティーが保たれた静かな環境で業務対応が可能なテレキューブは、「テレワークをする場所がない」という課題を解決するソリューションとして設置拡大が進み、2020年12月末時点の設置台数は2000台を超えている。公共空間に設置されているテレキューブは、ビジネスパーソンの利用が多い駅やオフィスビルから、より生活近接エリアへのニーズが高まっているという。
JR東日本は、2019年8月1日より「働く人の“1秒”を大切に」をコンセプトとしてシェアオフィス事業、STATION WORKを開始。コロナ禍で大きく変化する多様なテレワークニーズに応えるため、駅を中心とした展開だけでなく、ゆったりと1日個室で仕事ができるホテルとの提携をさらに進めていくほか、フィットネスジムや、コンビニ、カフェといった施設との融合を図り、ライフスタイル提案型シェアオフィスに進化していく予定としている。